七夕賞予想(2024)
先週の北九州記念予想の振り返り。
>Tier A:ジャスパークローネ/ピューロマジック
>Tier B:サーマルウインド/ヨシノイースター
スタートに失敗したジャスパークローネは行方不明、サーマルウインドは封じ込めに行ったモズメイメイに逆襲を喰らって意気消沈してしまいましたが、ピューロマジックがスタートを決めてヨシノイースターが出遅れず外から先行できたので見事的中しました!
これで6月のnoteに記事を書いたレースは全的中の的中率100%ですね!コスモキュランダ目当てのダノンデサイルの枠連やトリガミも多数ありましたが……。
で、上半期の馬券成績は……。
予想しなかった宝塚記念の週にちゃんと馬券を我慢してれば6月もプラスだったのにねえ……。でもまあ、半年でマイナス1万円ちょっとは健全な馬券成績であると思います。後半戦も頑張っていきましょう。
七夕賞の予想をしますじゃ。
コンピューターがはじき出しましたデータによりますと、宇宙の中で一番環境が整った美しい福島競馬場の2000m重賞は、黄色に着色したキングマンボの血統の成績が良いですじゃ。
みんなー!七夕賞はキングズパレスを買えば儲かる……
と思っていたのかぁ?
まず結論から。
Tier A:レッドラディエンス
Tier B:なし
Tier C:ボーンディスウェイ/アラタ/キングズパレス
血統予想は仮説に対して根拠が不明瞭なのでオカルトの域を出ません。
七夕賞の鉄則は「ハンディキャッパーがみくびっている馬を探す」ことです。
黒枠で囲ったのが、「ハンディキャッパーがみくびって軽斤量にした」結果、馬券圏内に来た馬です。
2023年は牝馬2頭が54kg、平均斤量が56.7kgなのですから、牝馬牡馬の基準斤量2kgを足しても最低ハンデ。
2022年と2020年に54kgを背負ったエヒトとヴァンケドミンゴは3勝クラスを57kgで勝って、そこから3kg減の54kg。
2021年53kgのロザムールは中山牝馬S2着馬。
どれも終わってみれば、結果論としてそれっぽい理屈が付けられますね。
じゃあ今年はどの馬が見くびられているのでしょうか。
私はレッドラディエンスとキングズパレスだと思います。
レッドラディエンスはゲートでヨレるところはありますが、加速がスムーズでペースが上がったところでも楽についていけるシンプルに良い馬です。日本海Sでは自分より3kgも軽い後のGI馬ドゥレッツァに半馬身差で能力も折り紙付き。余力を残して勝った3勝クラスの58kgから1kg減で、ハンディキャッパーから最も見くびられている馬でしょう。
さて、一方のキングズパレスですが、能力が高いのは間違いありません。新潟大賞典から1kg加算のみなので、この馬もハンディキャッパーから見くびられていると思います。
思いますが、実際にレース動画を見ると、私はこの馬を軸には絶対したくありません!馬群イヤイヤ、大外ブンブン、直線フラフラのあまりに癖馬すぎて、主戦の松岡騎手が罰ゲームを受けているかのようにすら思います。
某大手競馬サイトの掲示板では「安定感がある」「枠を問わない」とか言ってる方が多いのですが、私は真逆の意見です。
この馬は馬群に入ると馬首を許されざる角度に傾かせ、外からマクってくる馬がいれば囲まれないように仕掛けを早めざるを得ず、結果ほとんどのレースでコーナーで大外を回す羽目になり、直線でフラフラするので松岡騎手がやむなく鞭で矯正したり何か変な角度に体を傾けて追ったりと、この馬いつか酷い飛び方をするぞと思わずには居られません(それが今回かどうかはわかりませんが……)。
ただ、今回外枠だったのは良かったですね。内枠だったら多分囲まれないようにわざとスタートを遅らせていたと思います。
結論として何が言いたいのかというと、
「この馬を軸にするのは危険すぎる。買うにしても紐で」
です。
というわけで、開幕2週目でも外を回さざるを得ないと思われるキングズパレスは大幅に評価を落としてC評価です。ついでに、スタートが悪くてキングズパレスより後ろで競馬をすることになるであろうリフレーミングはノーチャンスと考えられるので今回は馬券から除外することにします。
あとは実力ではリフレーミングに劣るものの先行ができるボーンディスウェイ、立て直しが期待されるアラタを少しつまむくらいでしょうか。
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