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2023年からの動きが楽しみだ。

今年に向かって2つの方針を掲げた。「開拓者精神」「破壊と創造」それぞれ、俺が経営に関わるKASIKAと田中大介の社訓であり、手垢に塗れた使い古された言葉である。

俺が今生きている意味がこれら言葉でできており、どの言葉も自分の中からは出てこない。一方は本田宗一郎。もう一方はパブロ・ピカソ。

自分の中にあるテーマとしては「変化し続けること」という陳腐で偉大なワードである。

実際は、これもデヴィッドボウイの名曲「Changes」から来ている。俺は世の中にすでにあるものでできている寄せ集めのような人間だ。

ひょっとしたら、俺は本質的にコレといった核がないのかも知れない。

Netflixで配信されている The Playlist。今まさに見るべきタイミングの作品だった。

みなさんもご存知、Spotifyがスウェーデンで生まれ、世界を席巻していくお話。

小気味のいいテンポでわかりやすく胸が熱くなる作品である。

2000年代は混沌の時代で、インターネットが生まれ、世界を変えだしていた。

当時、インターネットがさまざまなものを破壊し、新しいものを創造するだなんて、多くの人は懐疑的だった。

デジタル化とも言えるが、実際の物質が価値だった時代から、体験や共有の時代になった。

それは今も続いている。

海賊サイトが世に蔓延り、音楽業界は壊滅的な打撃を受けた。いや、これは海賊サイトそのものが問題だったのだろうか。

音楽は誰のものなんだろう。これは本質的な問いだ。

当時は無料の音楽配信なんて絶対起こり得ないと誰もが信じていた。

だが若者が主体となったインターネット文化は、その価値観を飲み込んでしまう。

インターネットは誰のものでもない。そしてこの流れは決して止められない。

1999年、デヴィッドボウイはBBCのインタビューで「かつてロックンロールが掲げた反体制の旗を、今はインターネットが掲げているんだ。」と語った。

つまり、ロックが変えた世界を、今度はインターネットが変えようとしているという。しかも、コレは24年も前の話である。

さらに「僕は誇張されているとは思わない。僕たちはまだその氷山の一角すら見ていないんだ。インターネットが将来社会に与える影響力は良くも悪くも計り知れない。今まさに僕たちは恐ろしくも刺激的で全く新たなものの誕生を目撃している最中なんだと思う」と続ける。

その後、先のSpotify、YouTube、TikTokなどにつながっていく。

そして、さらにその先の「本当の民主制」といわれる、インターネットの世界。

それを切り拓いていくのが今年だと思う。

企業も政治も本当の意味では、それを止めることができない。検閲はもはや意味をなさないし、世界がもっと近くて巨大なものに変わろうとしている。

俺は、「本当に人間が人間としてやるべきことがきたタイミング」と言い換えることができると思っている。

AIも、仮想通貨も、アートも、Web3も、何もかもだ。

幸せの追求は無限の正解を産む。

一元的な、真実か嘘か、黒か白といった一つの価値観を与えられてきた昭和。白に向かうグレーか、黒に向かうグレーか、二元的な可能性を見せた平成。コロナを経て、色彩豊かな三次元、多次元の価値観(=正解)を産む時代だ。

「コレはこういうものだ」という概念を打ち壊す変化が訪れている。

その変化にマザーテレサよろしく、水に石を投げることで、多くの波紋を作り出すことはできるのです。そのために挑戦していこうと思っています。

お前は誰の人生を生きるのだ?

そう自問自答して、やはり自分の人生を生きなくては。と思えたことで、様々な世の中の変化に気付くようになります。

ほとんどがクソどうでもいいことばかりです。笑

本当の変化とは、自分の考え方を変えたとき、世界が変わります。

見るものが変わるからです。大切なものが変わるからです。

成長や変化には痛みが伴います。しかし何より苦痛なのは、自分の居場所ではないところに、ずっととどまることだと思います。

こんなことを書くと、1月31日はなんの自己啓発セミナーなのだと思われそうですが、まぁ大体こういうことを考えている二人が覚悟を決めて生きていく出発点を刮目するくらいの優しい心持ちでお越しください!

そしてみんなで進みましょう!この多次元の世界を!

あぁ、2023年からが楽しみだ!

https://tanakadaisuke.com/

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