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🗾富山県アンバサダーの旅

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#立山

アンバサダーの旅を、エリア別にめぐりたい方へ。

日本海3県アンバサダーの旅を、富山・福井・鳥取、地域別にめぐりたい方は、下記のマガジンよりどうぞ✨ 🗾富山県アンバサダーの旅 🗾福井県アンバサダーの旅 🗾鳥取県アンバサダーの旅 🌎ジオリブ公開講座ルポ 【番外編】地域ものがたるアンバサダーのつぶやき

富山県美術館BiBiBi & JURULi

JR西日本地域ものがたるアンバサダー。 地質学者の巽好幸さん主宰のジオリブ研究所は、「災害大国日本」からみた土地のものがたり「美食地質学」を軸に活動されています。その活動にJR西日本がコラボして、土地のジオストーリーから紐解く新たな魅力を発見するプロジェクト、 「地域ものがたるアンバサダー」。 富山に選任していただきこれから1ヶ月に一度富山を訪れることになりました。 まずは富山市から。 富山県美術館レストラン「BiBiBi & JURULi」 現在制作を進めている音の絵本

【富山】立山ヘルジアンウッド公開講座8月

6月から本格的に始まった地域ものがたるアンバサダー活動。富山アンバサダーとしての2ヶ月間、さまざまな場所を訪れ、美しく生きる人びととのたくさんの出会いがありましたが、8月はいよいよマグマ学者の巽好幸さんと富山県の水先案内人の皆さんによる公開講座が行われました。 場所は立山のヘルジアンウッドです。 こちらの場所は前田薬品工業株式会社の新しいブランチとして開設された、自然療法をベースにしたサウナ&レストラン。 公開講座前に、レストラン棟で関係者の皆さんとまずは腹ごしらえのラン

「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part3 雄山登拝

今年の立山はとにかく天候が悪いらしい。 出会う人が口をそろえてこう話す中、明け方近くまでの大雨で雄山登拝は半ばあきらめながら、それでもなぜか不思議と大丈夫な予感もあり、5時に目が覚めてカーテンを開くとなんと青空が。 昨日はまるで見ることができなかった山々の風景をようやく目にすることができました。 雄大すぎてしばし茫然。 早々に身支度を整えて雄山登拝へ。   午後になると下で発生する水蒸気が上がってきてしまい、標高の高い場所は天候が悪くなるのです。 こういった自然環境のシビア

「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part2 立山開闢伝承の地室堂玉殿の岩屋

夢のような弥陀ヶ原湿原からさらにバスでのぼり、立山登拝の拠点になる室堂(標高2450m)へ到着。 part1はこちら↓ この頃には小雨が降り始め、美女平の時と同じようにガスが出て周りは真っ白になり、何も見えない状態になっていました。雨のせいもあって肌寒く、10月下旬並みの気温。夏とはいえダウン必須です。 この日の宿は立山室堂山荘。 1726年に立山信仰の登拝者のための宿泊所として建てられた日本最古の山小屋で、重要文化財として室堂小屋南室が復元修復され現存しています。

「わたし」がいない100年先へ〜立山という神に会いに。part1電鉄富山駅〜弥陀ヶ原

こんにちは、 富山アンバサダーの歌手kawoleです。 わたしたち生命体を育む巨大な装置である「山」。 富山アンバサダーに応募したいと思った大きなきっかけが「立山」という存在でした。 富山だけでなく、日本のジオストーリーを語る上でも圧倒的存在感を放つ重要な連峰であり、その場所から導き出される森羅万象と人の営みを、体感のすべてを使ってまずは感じてみたかった。 そして古来「立山信仰」の聖地として、広く人々の心の拠り所とされてきた雄山を実際に登り感じることで、「富山」が生み出すも