選択肢を狭めるのは損をする話

毎度のことだが、ボクはコンタクトレンズの残りが少なくなってから買いに行ってしまう。過去に旅行前日に気づいてしまい、あわてて処方箋がいらない某『メガネがスーパー』な店舗に駆け込み購入した。
購入時に「うちでは処方箋が不要なので、実質診療費と考えるとそんなに値段は変わらないですよ」と言われて「そんなものか」と納得してしまったこともあり、それ以来何度か同じように処方箋なしで買っていた。

しかし先週末の土曜日、最寄り店へ買いに行った際、運悪く指定数値の在庫がなく、同等上位品であれば在庫があるということを伝えられた。値段は+1000円で5000円である。

かなり迷ったが、土曜日は自転車に乗りたかったし、日曜日はバイクで遠出したいと考えていた。そして備蓄コンタクトレンズは何故か左目だけ1個しかなかった。なぜ両方同じように買ったはずの商品が片側だけ10個も早く消費したのかは謎だ。

結局、同意書を流し読みして購入した。
退店する際、ふと気になって眼科でコンタクトレンズを再処方した際の金額を調べると数百円だった。
そして欲しかったコンタクトレンズは、『アイなシティ』で処方箋があれば2500円。
つまり2倍近く無駄な金を払ったことになる。

さすがに馬鹿げてると、すぐに引き返し返品したい旨を伝えると、「同意書に書いてあるとおり返品は一切できない」と言われた。
なんというか、その時点で激しく嫌な気持ちになったので金輪際利用しないことを心に誓った。
自分が同意書をきちんと読まなかったのが悪い。
高い勉強代だった。

というわけで、コンタクトレンズは眼科で診療してもらって、きちんと処方箋を出す店で買おうと心に誓った。
「準備を怠り、慌てて準備するのは失敗を準備するようなものだ」という某暗黒ライトノベルの台詞が頭に浮かんだ。

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