ヤクにもタタない話 #190903

夜中に録画していたガイアの夜明けを見ながら洗濯物を畳んでいた。
都市型から山奥の秘湯まで...夏でも人気の『温泉』」というタイトルにひかれたのもある。

再生すると、東久留米の「スパジアムジャポン」や新宿の温泉宿の紹介から始まり、別府温泉に大手海外ホテルが参入などの話だった。
しばらく見ていると、ドミトリーの話に移ってきた。
もともとは温泉宿として経営していたが、経営悪化により一度は経営を畳んだものの、別のオーナーが買取ゲストハウス・ドミトリーとして再起動というものだった。

このゲストハウス・ドミトリーというのは訪日観光客の宿として、とても重宝されていることはボクも知っていた。実際、職場近くや浅草付近ではゲストハウス・ドミトリーの宿泊が多い。(京都なんかも検索するとゲストハウス・ドミトリーばかりだ)
これらの宿泊施設はビジネスホテルよりもさらに安く、また日本にある家屋をそのまま流用していることが、訪日観光客からすると「日本人の暮らし文化を体験できる場所」としてウケているようだった。

個人的にはそのイメージから訪日観光客ばかりが利用するものと思っていたが、別府温泉のゲストハウス・ドミトリー利用者の約半数は日本人の家族連れが多いとか。
よくよく見てると家族4人で1泊7000円(食事なし)とか、そりゃ利用するわー。しかも映ってる家族若かった。

高級宿泊施設は高齢者が利用し、7000円の安宿を若い家族が利用しているっていう地獄が浮き彫りになったのを感じて、なんとも言えない気持ちになった。

家族を持っている方の所得が上がる仕組みがあればいいのにね。
(ばらまき手当じゃなくて、会社が支給を増やすとか)

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