季節の肌の防御法【春編】
極寒のからっ風が通り過ぎ、日が照ってる間は温かさを感じる季節になってきました。
肌の乾燥も一時期より落ち着いてきて、そろそろお手入れ適当でいいかな、と思える頃合いになってきています。
まあぶっちゃけ、春はある程度肌のお手入れ手抜きしてても大丈夫な時期です。
ただし、春は無害な顔して実は酷い罠を張ってる、四天王の中でも智謀に長けた奴です。
春先のその罠にやられて、一年泣きを見る人も多いので、この時期少し注意するようにしましょう。
1.春の攻撃と状態異常
春のボスがしてくる攻撃は、以下の通り。
●気温上昇攻撃(弱)
●朝夕の気温の寒暖差攻撃(中)
●紫外線攻撃(強)
さて、徐々に冬の寒さを脱し、春の気配が近づいてくる頃合いです。
日中の最高気温は上がりだし、4月も半ばになればアウターを着るか悩むくらいになってきますよね。
それにより、体の温度が守られるようになり血行が良くなり、肌表面の温度が上がってきます。
さあ、みんなの嫌いな、「汗・皮脂崩れ」「毛穴」の状態異常攻撃が始まりますよ!
それから、日が差している間は暖かいといっても、日が沈むとぐっと冷え込みますよね。
あまりにも寒暖差の激しい時期には、私たちの体は賢いので、自動で温めたり冷やしたり温めたり冷やしたりをやってくれます。しかし、あまりにもこれを繰り返していると、疲れ果ててしまいます。
春先に何か体がだるいな、肌の調子がおかしいな、という「季節の変わり目はしんどい」の原因の1つがこれですね。
そういう時、肌表面もこの温冷スイッチを入れたり消したりしているので、疲れ果てて「栄養不足」「たるみ」の状態異常が出やすくなっています。
また、気温の変化や環境の変化に肌が対応しきれずに、「肌荒れ」の状態異常を引き起こす場合も。
さて、比較的弱そうな上記の攻撃にまぎれて、ひっそりと強力な攻撃が美肌を脅かしているんです。
実は、「しわ」「たるみ」の原因になる種類の紫外線は、2~3月が一番強く降り注いでいます!
しかも、表面を一気に焼いて、肌を黒く焦がしていく紫外線も、この時期から強くなっていくので、春先の紫外線は一年を通して一番の強敵。
来年、再来年の「しわ」「たるみ」の状態異常、それから今年の夏以降の「シミ」「くすみ」の状態異常は、この春の攻撃がじわじわと効いてきて、将来気づく羽目になります。
近くのドラッグストアやディスカウントショップ、3月に入った途端、ハンドクリームより日焼け止めコーナーが大きくなってますよね。
紫外線攻撃に対する防御は、この時期に一番警戒しておきましょう。
2.有効な防御法3つ
というわけで、春のお手入れは少し様子見が大事です。
自分の肌は、まだ冬の乾燥が続いているのか、温まりやすくなってきて栄養不足なのか、日々変わる肌状態と相談しながら、お手入れしましょう。
基本的に強化したい防御法は、以下の通り!
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