化粧品の流行今昔
化粧品のブームって、どんなものか考えたことがあるでしょうか?
オタク界隈のブームはわかりやすいんですよね!
アニメ化されたら盛況だし、人気の絵描きさんが描いてたらプチブームになったりするし、ゲームだとリリース直後に一気に火がついたりしますから。
でもその、「ブーム(流行)」って、目に見えないものですよね。どうやって人はブームを「流行ってる」と認識してるんでしょうか。
あんまりその辺を詳しくやろうとしたら、社会学や人類学みたいな話になってくるので、詳細は避けますけども!(笑)
大体の人は、
●友達や家族間で話題に上る
●インターネットや(最近はそう影響力はないかもだけど)TVで見かける
●SNS内でよく目にする
みたいなのが複合的にあったり、繰り返し目や耳に飛び込んでくることで、「流行ってる」という認識になると思います。
大体アニメも、新しいアニメが始まって、感想や視聴実況がつぶやかれて、アイコンがそのアニメのキャラに変わってる人が出てきて、妄想や二次創作の告知がTLを埋め出したら、「ああ流行ってんだな」って思うじゃないですか!
本題に戻りましょう。
じゃあ、化粧品のブームって、どんな感じ?
化粧品に限らず、小売業(販売業)に携わってる人は、これテストに出まーす!
一昔前のブームの生まれ方と追いかけ方
一昔前は、TVが一番の情報源でした。私みたいに田舎に住んでると特に!
●キレイな女優さんのいつもと違うメイク
●可愛いモデルさんが起用された化粧品のCM
●アイドルがぽろっとこぼすプライベートで愛用してるブランド
こういうのをTVで「いいな」と思って買いに走ったりしてたわけです。
それから、通販が一般的じゃなかったので、やっぱり買い物は店頭が一番!
ちょっと寄ったカウンターで、近場の薬局で薬の相談ついでに、化粧品を選んでもらう。それが良かったら、家族や近所の人、仲の良い友達に教える。
こうやって、遠くのブームはTVから、身内のブームは口コミで、どんどん広がっていってたわけです。
結局、TVはメーカーや放送局のお偉方、身内のブームだって先駆者やメーカースタッフから、つまり、特定の箇所から全体に広がっていくものが、昔は「ブーム」と呼ばれてました。
今でも、50代以上の人たちはこういう傾向にありますよ。
自分たちが若い頃、そういうブームの追いかけ方が普通だったんですから。
しかし、今時の10代、20代、30代の人たちは違います。
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