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石は災いをもたらすか、御守になるか

1月4日に書いてます。石の日。語呂合わせ。

最近、気候が極端だったり、大きめな街や電車などではいわゆる無敵のヒトが大暴れしたりする。
誰もそんなヤバいタイミングに居合わせたくないし、異常すぎる自然現象もなんとか回避したい、と考えていたところにX(旧Twitter)で、「身守り」になるものや「身代わり」になるものを持つといいよ、というアドバイスを見かけた。
そうか、アミュレットだ。
そのプロの人曰く、一寸以上の大きさの丸玉水晶と水入りメノウを持つと良いと。。。
それで防御力アップしてこっちも無敵に⁉

すぐにネットで探して即ポチる。
以前から利用しているショップなので、イザときも安心安全なのだ。

さて話はさかのぼり、私が小学校中学年ころのこと。
学校行事で電車に乗って田舎へ行き、河原で石を拾って図工のネタにしろ、というお達しがあった。学年全員、強制参加。

ええーっ!    ヤだなぁ。河原の石なんて、霊魂や怨念が宿っていてキケンなんだぞ。
「あなたの知らない世界」(昭和のテレビ番組)でやってたんだぞ。
わかってるのか、学校は!    と憤慨しながら恐怖した。しかし、だからといって欠席もできない。
そうだ、とりあえずお付き合いでみんなと電車に乗って田舎へ行くだけ行って、石を拾わなければいいのだ。
まさに小学生レベルの頭脳でひらめいた私は河原で石を拾うフリをして、ぶらぶらしただけで帰ってきた。

後日、図工の時間が訪れた。
きょうは恐ろしいことに、クラスのみんなが霊魂と怨念付きの石を持参している。怖い。
かくいう私は、近所の神社でくすねた真っ白な玉砂利を2〜3コ、机の上に出した。
手を後ろに組んだ図工の先生がペタペタとサンダルを鳴らして、みんなの机に乗っている石をチェックしている。自分の後ろにその気配を感じたと思ったら
「この石はなんだね?」
「拾いました」
「川で、かね?」
「……」
「どこで拾ったのか言えないのか?」
あーあ、質問責めにあってしまった。
これは河原の石が引き起こす災難にちがいない(ちがいます)。
もうめんどくさいから理由を正直に申し上げると、先生は複雑な表情で
「じゃあ先生が拾ってきたものを貸しますから、これを題材に描きなさい」
と。ご丁寧なことで。
なるべく借りた石にはさわらないようにして、何かを描き終えた。
石に関する回想、おわり。

ことしの石の日にポチった天然石は、1月11日の山羊座新月の前日と当日にやってきた。他にもお願いしてあった御守2種類も同時に来てくれた。

↑水入りメノウ。生牡蠣のようで木星の模様っぽい。強い光にかざすと中の水が見えるらしい
↑40mmほどの丸玉水晶。重たい。角度によってハート型に見えるクラックがいくつかあり、虹も美しい

浄化が終わったら一緒に出かけような!

※タイトル画像はウチの石たち(一部)です。同じコーナーでブラックライト有と無。

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