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#私の働き方実験|自主企画 #研究報告書 ど素人がトップライバーになれたのか

やっほーみんなもんちゃんだよー! 突然ですが、今日は私が挑戦した実験について振り返ります!最後まで読んでくれたらうれしいです☺

https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

◆実験タイトル「ど素人がトップライバーになれるのか」

私が今回挑戦したのはライブ配信です。実験開始前、私のライブ配信についての知識は、この程度でした。

  1. スマホがあれば配信できる

  2. いろんなアプリがある

  3. 事務所もたくさんある

  4. 事務所に所属してもしなくても始められる

つまり、まったくの素人。なんならトップライバーの概念もわからないレベル。そうですね、何がどうなったら目標を達成できるのかわからないまま「ライブ配信をやってみよう!」と決意し、研究員制度に応募したんです。

◆実験の目的:できることではなく、やりたいことで生きていきたい

私は2023年でフリーランス8年目に入ります。オンライン秘書をしたり、企業の人事を手伝ったり、スタートアップの営業について行ったり……。いろんなことをしたけれど、主事業はずっとライターでした。ある日、どうしてライターになったんだろう……と振り返ったときに、こんな考えにたどり着きました。

「私、この仕事が好きなんじゃなくて、できるからやっていたのかもしれない」

確かに、私は自分の意思でライターになりました。でも、それはフリーランスになりたいからであって、ライターになりたかったわけではないと気づいたのです。私はフリーランスになる「手段」として文章を書く道を選んだだけ。あれ。なんで私書いているんだっけ? 洗濯物を畳みながら、内面の自分との無言のはてな合戦が開催されます。第2ラウンドの鐘の音が脳内再生、カーン。

「多分だけど、小説や詩を書いたり、絵を描いたり。写真を撮ったり撮られたり。自分を表現するのが好きなんじゃね?」

なるほどね、しっくりくるかも。思い起こせば小学3年生の頃から自由帳にマンガを描いていたし、同じ頃に小説を書き始めたし。今、報告書を書きながら思い出したけれど、物心ついたあたりから絵本を読んでは誰に見せるでもないひとり芝居をして物語の世界にうっとりしていたこともありました。何をしていたかってね、即興で絵本の主人公の演技をするんですよ。誰も見てないのに。怖いですよね。私も私自身が怖いです。まあ、脱線しちゃうのでこの話はまた別の機会に話しましょうか。需要があったらね。需要が……ないか。

時を脳内はてな合戦の時期に戻すと、この頃、「自分をもっと表現したい」という考えに加え、「最強のビジネスは、自分がコンテンツになること」という考えも持つようになりました。

考えた結果、今回の研究では、ライブ配信に挑戦してみることにしました。唐突に来るライブ配信。なぜ、ライブ配信なのか。それは、私の頭の中で、何よりも先に「あ、ライブ配信してみよう」と、思いついたから。それ以外の理由はありません。

◆活動の概要:トップライバーを目指してみる

ライブ配信用のアプリにはいろいろな種類がありますが、私はLINE LIVEとPocochaというアプリを選びました。メインで活動しているPocochaでは、ライバーの人気度にあわせてランク制度があります。E1~S6まであり、最高ランクになるとトップライバーと呼ばれます。最高ランクがどこを指すのかは、さまざまな見解があるようですが、S6またはSランク(S1~S6)になるとトップライバーとして名乗ることができるようです。

トップライバーを目指すと共に、私は2つの目標を立てました。

1.ライブ配信で収入を得る
2.もんじゃの日を制定する

まずは、ライブ配信を仕事にしているといえる状態にすること。そして、もうひとつはもんじゃの日を制定することです。これは、もんじゃ焼きを焼きながら配信するという内容を検討・実行していたからです。

◆研究活動の概要:収入公開とフォロワー数とライバーランク

当初、1カ月に1回のペースで、フォロワー数、ライバーランク、そしてライブ配信によって得られた収入について、noteで公開することを掲げていましたが、1回も記事を書くことができませんでした。せっかくなので、ここで公開してみたいと思います。

7月(1カ月目)

【フォロワー数】不明
【ライバーランク】D3
【収入】1万3531円
【稼働時間】68時間33分42秒
【振り返り】
配信を習慣化することやモチベーションの維持に難しさを感じ、新しい働き方LABのコミュマネチームに相談。「YOU、事務所に所属しちゃえよ」と背中を押してもらい、元々知っていた株式会社321の公式LINEから応募。6月30日付で321ライバーになる。7月1日からメインで活動する場をLINE LIVEからPocochaに移し活動開始。7月は無駄団や新しい働き方LABの仲間に支えられてランク維持。朝5時30分~、夜22時~配信する毎日を送り、「いつ寝てるの?」と複数人から不思議がられる。

8月(2カ月目)

【フォロワー数】142名
【ライバーランク】C1              (前月比1ランクUP)
【収入】6万740円                (前月比4万7209円UP)
【稼働時間】196時間25分32秒 (前月比約128時間増)
【振り返り】
リスナーさんのほとんどが知り合いという日々を過ごしていたところ、朝配信に来てくれたリスナーさんが夜にも登場。2022個のハートアイテムを投げてもらう。全力リアクションをしていたので、腕がもげそうになる。その後もたびたび助けてもらい、8月5日、初めてCランクに到達。長いCランク生活が始まる。締め時間に配信するというセオリーを初めて知る。ご新規配信を毎日やり始める。何もわからずやっていたPocochaの仕組みを少しずつ教えてもらう。ご新規配信を始めるために、2022個のハートアイテムをくれたリスナーさんにアシスタントマークをつけたことから、メインアシスタントさんとの二人三脚がスタート。

9月(3カ月目)

【フォロワー数】235名            (前月比93名増)
【ライバーランク】C1              (前月比同ランク維持)
【収入】6万1755円      (前月比1015円UP)
【稼働時間】197時間37分26秒 (前月比約1時間増)
【振り返り】
メインアシスタントさんから、朝配信と夜配信のリスナーさんの層に違いがあることを教えてもらい、早朝配信をやめる。その分、夜配信やご新規配信に注力。Pocochaやライバーとしての知識を身につけようとするも理解度は低いまま日々の配信を続ける。配信自体は毎日とにかく楽しくて仕方がない無双状態に。睡眠時間2、3時間で配信を続けていたところ、月末に高熱を出して倒れる。

10月(4カ月目)

【フォロワー数】430名            (前月比195名増)
【ライバーランク】C2              (前月比1ランクUP)
【収入】6万3743円      (前月比1988円UP)
【稼働時間】165時間6分34秒  (前月比約32時間減)
【振り返り】
9月末の発熱後、ものもらいになったため眼帯をつけて配信。少し良くなったと思ったタイミングで喉が潰れて声が出なくなる。それでも配信を続け、「こんな配信、誰が見たいんだ(いや、誰も見たくないだろう)」と落ち込む。パワープレイによる配信の継続は困難であることに気づく。なかなかファミリーが増えないスパイラルに陥る一方で、定着してくれるリスナーさんも増えていることに気づく。中旬にメインアシスタントさんを怒らせ、喧嘩からの失踪(ちなみにライブ配信とまったく関係ない内容)。泣きつかず、応援したいと思える人になろうと一念発起。配信を勉強しなおし、本格的にご新規配信時のPococha講座を始める。初見花火や初見馬車をもらう。戦略的に戦っていくおもしろさを知る。失踪後1日も戦いを休まずに配信を続け、月末に無事メインアシスタントさん帰還。褒められる(頑張ったアピールはたくさんした)。

11月(5カ月目)

【フォロワー数】2120名          (前月比1690名増)
【ライバーランク】C3              (前月比1ランクUP)
【収入】9万3554円                   (前月比2万9811円UP)
【稼働時間】150時間31分8秒  (前月比約15時間減)
【振り返り】
初めてC3ランクに到達!10万円の壁が見えてくる。フォロワーさん急増!12月から配信時間の上限が設けられると知り、1日5時間を目安に配信するよう心がけるようになる。イベントに参加するも、なかなかランクインできない日々を過ごす。迷走の末、心理学の本を3冊購入。もれなく3月末時点で1冊も読んでいない。

12月(6カ月目)

【フォロワー数】3277名           (前月比1743名増)
【ライバーランク】C2               (前月比1ランクDOWN)
【収入】8万3703円               (前月比9851円DOWN)
【稼働時間】126時間20分30秒  (前月比約24時間減)
【振り返り】
ずっと応援してくれていたアシスタントさんが失踪(メインアシスタントさんとは別人)。傷心。コア特典をちゃんとつくろうと決意する。先生も走る師走。とにかく忙しくて思うように配信できない日々が続く。オフラインイベント「スナックもん」開催。オフライン×オンライン同時開催イベントの難しさを知る。リスナーさんからのガチフィードバックをもらう。クリスマスに配信する人は少ないだろうと思い、24日に丸鶏を一人で食べつくすという催しを思いつきで実行。丸鶏をオーブンからお皿に上手く移せず、試行錯誤している間にリスナーさんが去っていく。楽しいことはたくさんあったけれど、チャンスをものにできなかった。メインアシスタントさんと目標にしていた期限(12月中にS帯到達)も達成できず。

1月(7カ月目)

【フォロワー数】3513名           (前月比236名増)
【ライバーランク】C3              (前月比1ランクUP)
【収入】9万794円                     (前月比7091円増)
【稼働時間】149時間55分6秒  (前月比約23時間増)
【振り返り】
1日1日~5日までみんなが休んでいる間に働こうと思い、毎日7時間~8時間ペースで配信。3日間かけて日本酒の正しい酔い方を習得。上旬に配信し過ぎて、下旬に配信時間が足りなくなることに気づく。配信上限時間(150時間)を超えるとペナルティ(翌月の配信上限時間が-10時間)が与えられるなか、149時間55分というチキチキレースを開催。

2月(8カ月目)

【フォロワー数】4518名           (前月比1005名増)
【ライバーランク】C3              (前月比同ランク維持)
【収入】9万64円                     (前月比730円減)
【稼働時間】109時間58分18秒  (前月比約40時間減)
【振り返り】
2月7日~16日までアプリ内の大型イベント「Pococha始球式」に参戦。今の自分にできるのか、でもやってみたい…と右往左往していたため、ファミリー内で十分に相談したり作戦を共有したりできず、最終順位は19位という結果に。イベントをものにできなかったことが悔しくてしばらく放心状態に。配信を始めてから初めてBランクに上がれるチャンスも逃してしまい、「応援されたい」と今まで以上に強く思うようになる。

◆結論と根拠・気づき

結果から見てわかる通り、研究期間中に、私はトップライバーといえるSランクにもSランク最高位のS6にも到達することはできませんでした。そのため、「トップライバーになれるのか」という実験については、失敗という結果に終わりました。

当初、数値については1カ月に1回のペースでnoteにてレポートを提出する予定でしたが、1回も行うことができませんでした。中間発表も最終発表もできませんでした。ごめんなさい。コミュニティマネージャーによるプロジェクトチームもつくってもらったものの、日々の配信をこなすことで精いっぱいで、相談することができませんでした。

時間にルーズな私には、配信をすることよりも、「時間通りに配信をつけること」が難しく、その点で苦労しました。9カ月目に入った今も、「10分前に配信をつけるイメージで準備すること」を心がけていますが、なかなか時間通りにつけられないことが多いです。その点が改善できれば、より質の高い配信ができると思います。

一方で、7月1日から1日も休まず毎日配信を継続できたこと、そして時給換算すると恐ろしいほど低賃金ですが、一定の収入を得られたことは結果として受け止め、挑戦した自分を褒めたいと思います。

◆研究に関する考察・これから

1つ目の目標だったライブ配信で収入を得ることについては、まったくの未経験からスタートし、数カ月という短い期間で収入につなげられたことは良い成果だと感じています。とはいえ、稼働時間の確保が難しく、今まで続けてきた仕事をいくつか手放しました。それにより、全体の収入は大幅に減り、私は現在、フリーランスになってからもっとも貧乏な日々を過ごしています。これらのことを総合的に考えてみると、「やりたいことで生きていく」を体現できているとはいえない状況です。

2つ目の目標だったもんじゃの日を制定することについては、日々の生活を成立させることに精いっぱいで、自分がワクワクするような企画をする余裕が精神的にも経済的にもありませんでした。とはいえ、「スナックもん」というイベントを形にすることができた点は、アウトプットの形は違えど、良い成果だったと感じています。

私は今まで配信で、「もうできないと諦めてしまったら、『やりたいことで生きていけない』ということを自分自身で証明してしまう。だから、私は頑張るし、その姿をみんなに応援してほしい」と言い続けてきました。もう無理だと思う瞬間が何度もありましたが、この言葉をリスナーさんに伝えながら、自分を鼓舞して頑張ってきたところもあると思います。

ライバーにもっとも必要なスキルは、話術でもカリスマ性でもなく、根性なんだそうです。今はやりたいことで生きていくための修行期間と思って、「やり切った」というところまでもう少しライブ配信を続けていきたいなと思います。

また、ライブ配信を始めるきっかけになった「自分をコンテンツにして生きていきたい」という点においては、ライブ配信の世界にとどまらず、活動の場を広げていきたいと思います。ラジオ配信や、noteの連載、グッズ販売など、「もんちゃんコンテンツを世に放つ」活動をしていくことで、私らしい働き方、自分が納得していきいきと輝ける活動をし続けたいと思います。

◆最後に

新しい働き方LAB 研究員制度の運営のみなさんへ。
報告が遅れてしまってごめんなさい。私に挑戦の機会をくれてありがとうございました。

Pocochaで出会ってくれたリスナーさん、ライバーさんへ。
応援してもらえることの価値を知らせてくれてありがとうございます。これからも私は、応援し続けてもらえる人であるよう、努力します。これからも青春しようぜー!!

ずっと応援してくれる幼馴染へ。
あなたがいなかったら、ライバーをやめていたと思います。私がノリノリのときも、いじけているときも。いつも変わらず応援し続けてくれてありがとう。最高の友だちです!!

無駄団へ。
支えてくれて、応援してくれてありがとう。これから私のコンテンツを世にばらまきますのでよろしく!!(何が)

相棒へ。
大人になっても喧嘩できる相手がいること、情熱を注げることがあること。Pocochaは沼るよってこと。いろんなことを教えてくれてありがとう。すべての経験を通して、豊かな人間に成長させてくれたことに感謝します。あの日、私を見つけてくれてありがとう。推しであり続けるため、私はこれからもライバーを続けます。これからもよろしくね。

以上、私の提出期限を過ぎてしまった研究報告でした!!
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。


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