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【研究計画書/運営side】“無駄”を極めたアナログゲームをつくったら、狙わずとも売れちゃうのか?

私は、無駄を極めしスペシャルハッピー集団「無駄団」の御頭をしています。少しかしこまった場では、御頭じゃなくて代表といいます。相手から「え、何なの」って思われる気がちょっとだけしてしまうからです。まだまだ修行が足りません。

加えて、「『無駄団って一体なんなの?』と思われていると思うよ」と教えてもらうことがよくあります(おもしろいことに、私の元に直接質問が来ることはほとんどありません)。それでも、私は無駄団のことを真っ先に「無駄を極めしスペシャルハッピー集団」という言葉で説明します。私は仲間と一緒に考えたこの表現が大好きだし、無駄団のことをうまく表現できていると思うからです。その一方で、うまく表現できていないから「一体何なの?」と思われているという自覚もあります。せっかくなので、無駄団について少し説明してみたいと思います。うまくできるかな。

無駄団。それは遊べるコミュニティ。

無駄団は遊べるコミュニティです。活動は団員たちの「やりたい」の発信から始まります。団員たちの間で「いいね」「やりたい」となったら、それが形になります。たとえばSlackでしりとりをしたり、オンラインイベントを企画したり、団員たちがつくったグッズを北米のサイトで販売したり。ひとりでできるものから、たくさんの人が関わるからこそできるものまで規模はさまざまです。もちろん私も、いち団員としてやりたいことを仲間に伝え、無駄団の仲間と一緒にたくさん遊んでいます。

言い訳できるから、挑戦できちゃう

無駄団の団員たちは、自分たちのやりたいことをやってみて、うまくいったら手を叩いて喜びます。自分が挑戦したことも、仲間が挑戦したこともそこに境はありません。でも、うまくいかなくても大丈夫。「だって無駄だもん」その一言で済んじゃいます。「だって無駄だもん」の考え方は、団員が教えてくれました。「その言い訳ができるから、なんでもやってみれる」のだと。ああ、無駄団って名前にしてよかったなあと思った瞬間でした。

無駄コミュニティ最大規模の約50名で運営!

私が仲間と2人で立ち上げた無駄団ですが、あれよあれよと仲間が集まり、現在団員数は約50名の大所帯になりました(準団員1名含む)。現在、無駄団はより無駄を極める時期に。常時、団員の追加募集を行っているわけではありませんが、「我こそは」という方がいましたら、私にコンタクトをとってみてください。無駄団の入団には、無駄に御頭である私との面談があります。無駄に無駄についての熱量の高さを見ています。あとは、「同志が欲しい」というところからできたコミュニティなので、私とお友だちになれそうかという点が大きなポイントです。

無駄団への愛が大きすぎて、ちょっと前置きが長くなってしまいました。とにかく、そんな私が大好きな無駄団が今回大きなチャンスを掴みました。それが新しい働き方LABの指定企画のホストになることです。

◆実験の目的と背景

無駄団らしい指定企画を考えようということになり、私たちは元々ゆかりがあったゲームづくりのスペシャリスト高橋晋平さん(以下、しんぺーさん)に協力をお願いしました。そして、しんぺーさんをアンバサダーに迎え、世界一無駄なアナログゲームづくりにチャレンジするという企画を考えました。私たち無駄団は、今回募集した10名の研究員のみなさんと共に「“無駄”を極めたアナログゲームをつくったら、狙わずとも売れちゃうのか?」という実験にチャレンジします。

今回、私はこの指定企画の運営として実験に関わっていきます。そのため、本来、研究計画書の提出は必要ありません。しかし、私もこの研究に関わってくれる研究員の方々や無駄団の団員たち、そしてしんぺーさんに敬意を表して研究計画書を書いてみることにしました。

個人的な話にはなりますが、この企画で私はPMという立場を初めて経験します(厳密には“まとめる”という役割が与えられたことがなかったわけではないけれど、PMという名前がついた役割で動くのは初めてのチャレンジです)。そのため、この実験を通して、「やりたい」の気持ちを最大限活かせる環境づくりと最強の運営チームづくりにチャレンジしたいと考えています。これは、今回の研究について、「研究に関わる人全員が活動を思い切り楽しんで、全員で完走すること」というミッションを無駄団として掲げているからです。

◆検証したいこと

私は常日頃、「やりたい」が「やらなければならない」に変わった瞬間、つまらなくなるのではないかと考えています。そのため、以下のテーマに沿って自分らしいオペレーションの仕方を追求していきたいと考えています。

・「やりたい」に溢れた状態を維持するためには、どうすれば良いのか。
・「やりたい」の気持ちを言いやすい環境にするためにはどうすれば良いのか。

テーマは今後、活動しながら増えていくかもしれません。

◆活動の概要

研究員の方々や無駄団の団員たちに意見をもらいながらより良い場づくりしていく予定です。

◆アウトプット・成果

定期的にnoteで活動の報告や自分が考えていることをまとめていきたいと思います。

◆実験の測定方法

測定方法については、研究員の方々や無駄団の団員たちの意見について、改善策や問題提起の割合を算出。定期的にパーセンテージで計測します。

◆スケジュール・進め方

研究員の方々が研究をまっとうできるようサポートしながら、自身の進め方について改善していきます。

◆「研究員制度」の趣旨について

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に応募するために、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/


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