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残酷なきみへ

人生の歩みを止めたい。

人生なんて大きな枠じゃなくても、いま進むこの時を止めたい。

僕は断絶を望んでいる。

繋がっていると他者の関わりとの中で様々な関係が生まれてしまう。

それは友情や期待や鬱陶しいといった感情的な繋がり(一方的な感情もここでは繋がりと言おう)かもしれないし、もっと形式的な何かの組織の構成員としての関係性かもしれない。

どちらにせよ、幾ばくか昔の僕が生んだこの関係性は、今もなお僕にかかってくることになる。

あぁなんて迷惑で有難い話なんだろう。

時間が動き続ける限り、周りと同じように時間を経るから、周りに合わせないといけない。

毎日毎日、関係性を維持することで精一杯になってしまう。

時間は立ち止まらせてはくれない。

残酷だ。

飼われてたまるものか。

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