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11月24日(木)FXデイトレード売買方針

【 マーケット概況 】

 米10年債利回りが3.79%台まで上昇した場面ではドル買い先行するも、ドイツPMIが堅調な結果となるとユーロ買い、英PMIも堅調な結果となりポンド買いが進みました。NY時間では低調な米経済指標が相次いだことをきっかけに米10年債利回りが3.69%台まで低下すると全般ドル売りが優勢に。25時前にはユーロドルが一時1.0384ドルと日通し高値を更新。米連邦準備理事会(FRB)がこの日公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月1-2日分)で「ほとんどの当局者は利上げペースの減速が近く適切になると認識」「当局者らは急速な利上げによるリスク増大を認識」との見解が示され主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時106.03まで低下、ドル売りを促しました。
 欧州株式市場は英国とドイツの強い指標に買いが入りロンドン・フランクフルト共に続伸。米国株式市場はFOMC議事要旨で「ほとんどの参加者が利上げ減速を支持」と伝わると、米金融引き締めへの警戒感が後退し、株買いが優勢となり、ダウ・ナスダック共に続伸。
 原油先物は、「欧州連合(EU)がロシア産原油価格に65-70ドルの上限を設けることを検討」との報道を受け大幅反落。金先物はドル売りが進んだことで買いが入り続伸。


【 主な経済指標 】

本日の主な経済指標・イベント・要人発言

ECB理事会議事要旨に警戒。


【昨日の結果と本日のデイトレ売買方針 】

 昨日の注文はユーロドルが思惑通り欧州直前で約定。欧州の経済指標は軟調予想でしたが堅調な結果となりました。時間足で下値を切り上げていたため、感謝祭前のドル調整売りの兆しとの印象もあって途中手仕舞い。プラス12.7pipsでした。その後はドル売りが加速して結果オーライ。

通貨別予想デイトレンドと売買方針

本日は感謝祭の為、米国が休場。明日も実質休場となりますので、薄商い。マクロ系HF・仕掛ける側はお休みとなります。ノルマが達成したトレーダーは長期休暇に入ります。他方、ノルマ未達トレーダーは限定的ですがギャンブルトレードに走り手負いの熊。気になるのは短期筋の動き。AIで仕掛けてくる為にレベル感での裏を掛かれそう。例年、感謝祭からの薄商いは年内まで続きますので、コツコツドカーンとなりやすい環境。よって個人的にはヘッドラインとチャートのチェックのみで、今日から年内は基本的にトレードしません。本当はどこか暖かいところでのんびりと過ごしたいのですが、新型コロナウィルス変型の出現もあって、ニート化します。

相場観(トレードする上で最大の武器)だけは常に磨かないといけませんから、最低でもやらないといけないことはやります。Note更新は継続。

今日のメインイベントは欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨。タカ派優勢が予想されますが、ハト派に傾く内容になるとネガティブサプライズ。今晩の要人発言も多く、テクニカルトレーダーには厳しい局面になるかもしれません。薄商いの乱高下には注意が必要。リスクを普段よりも大きく取る事が出来るのであればトレードするも良し、もしくはロッドを減らしてストップを広く取ってトレードするか、どちらかでしょう。
しかし、そういう乱高下トレードで勝ってしまうと、通常の地合いでは満足できなくなります。課されたトレードルールの変更は、根拠がない限りしてはいけません。トレードはメンタルゲームなので、欲が深い人間ほど負けてしまいます。欲に打ち勝って平常心を保てるのか、ここが重要になります。自分の欲を縛るのがルールです。都合の良いルールではなく、負けないためのルールを構築することが大事。逆張りか順張りか、テクニカル派かファンダメンタルズ派か、そんな視野ではなく、負けないトレードを見つけることこそが必要という事です。トレンドラインだけとかマックDだけとか経済指標だけでは材料になりません。時間軸によってトレードスタイルも変わりますが、相場という概念(値動きの仕組み)を理解して、現状の分析が出来て初めて注文できるという考え方を身に着ける必要があります。何となくでトレードする人は何となく勝って、何となく負けていることを忘れないように。

では
今日はノートレード!
なので絶対に負けませんw

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