6月9日(木)FXトレード売買方針
【マーケット概況】
ドル円は日米金政策の乖離は変わらないことを受けて続伸。ユーロはECBの金融引締めが早まるとの見方が広まっている中、ドイツ10年債利回りが上昇し、買いが強まり、ユーロドルは続伸。ただし米長期債利回りが上昇し上値は切り下げています。
ロンドン株式相場は材料不足から小幅続落。フランクフルト株式相場はECBを前にポジション調整の売りが出て続落。米国株式相場はWTIが123ドル台に上昇したことを受けてインフレ高進への懸念から売られダウ・ナスダックともに反落。
原油先物はOPEC高官発言や需要の圧迫感から続伸。金先物はドル安と米国株式相場が下落したことを受けて買われました。
【 主な経済指標 】
12時の中国経済指標に注目しています。また本日はECBなのでラガルド総裁発言には注意しましょう。
【昨日の結果と本日の売買方針 】
昨日はオージー円とオージースイスが約定。オージー円はリミットで63pips。オージースイスは上値重く途中手仕舞い4.4pips。
今日はECB前に閉じる前提で円売りから組み立てます。原油価格と米長期債利回りを横目に、ドル円・オージー円・カナダ円・スイス円の買いで。
スイス円は目標レジスタンスを抜けていて中長期的には買い目線に見えます。調整入るかもしれませんがデイスタンスで買ってみます。スイスも円も弱いのですがテクニカルで判断しました。
ユーロドルの日足チャートです。三角持ち合いながら一目均衡表で雲の下限に押さえられているのがわかります。ECBは確かに注意しないといけませんがECBは0%継続との事前予想なので、ユーロが大きく買われることは無いと想定。雲下限のちょい下から戻り売りを考えました。ストップは浅めですが面白いと思います。懸念は0%維持しつつもラガルド総裁の発言内容に拠りますので、リスクは高いままですが、スプレッドが大きく開く口座ではないので自分のリスクオンで考えました。
今日も負けないトレードを!