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2月2日(水)経済指標と売買方針

【昨日の市況】                              FRB高官発言から全般ドル売りの地合いとなりました。更に欧州中央銀行が金融政策の正常化に向けた議論を進める一報を受けてユーロ買いを促す形に。米ISM製造業景気指数は予想上回る結果でしたが、欧州の経済指標や統計も堅調な数字が出ていることからもユーロ買いの方向が強い印象。NYマーケットでは米長期金利が急伸したことから、ドル買いの動きが出て、総じて売り買い交錯している印象。米株式ではダウ・ナスダックが続伸。原油は2日OPECプラス会合を控えて様子見相場。NY金はドル建て金の割安感から買われる展開に。                               


【経済指標】                                     

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休場:香港、シンガポール、中国、韓国

今日の注目はユーロCPIと米ADPとなります。また、英中銀金融政策委員会(MPC)が始まります。明日3日21時に議事要旨が公表され、21時30分ベイリー英中銀総裁の記者会見が行われます。利上げの詳細な発表に注目。


【売買方針】昨日の注文約定せずも、ドル買い継続                                                    

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ユーロドル                             日足のTDシーケンシャルでは売りから反転を示唆。しかし、米利上げから金利差は織り込んでいるので、中長期的にはドル買いで判断しました。確かにユーロドルは日足で陽線になるかもしれませんが、陽線の中での下落を狙いたいと思います。                                  

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日足です。チャート上での売り目線の材料ですが以下の通り       ●直近高安の半値戻しからの下落                              ●一目均衡表の雲下限が抵抗線に                             ●21日移動平均線(黄色)が抵抗線に

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週足です。                             昨年6月の安値が弱めのサポートとなりますが、直近でそこから反転しています。しかしながら、短期から長期の移動平均線は下向きで揃っていて、トレンドは下落継続なのは確か。黄色の21EMAの下にあるのは5SMAです。つまり5週移動平均線ということになりますが、ここをレジスタンスとして考えても良いと思います。RCIでは売られ過ぎの中の短期線は下落。      下げ目線の懸念材料は、ストキャでダンバージェンスが発生していること。とはいえ、ユーロドルは売り目線であることには変わりありませんが、ファンダメンタルを見ながら対応したいところ。


【材料】                                  〇地政学的リスク                                    ●欧州中央銀行動向                               ●英首相動向                                      ●米雇用統計前の様子見相場入り                                ●アジア諸国旧正月入り


今日も負けないトレードを!



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