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2月11日(木)市況と経済指標と売買方針

【市況】米CPI                                          昨日の夕方に日銀指値オペが公表されドル円の買いが先行する中、米CPIがポジティブサプライズであったことと、米長期債利回り2%越えも材料となり116.34円の高値となりました。しかし、その後ポジション調整の売りが優勢となり押し戻された形に。ユーロドルも流れはドル買いでしたが、まだレンジ内の動きに留まっています。                             米株市況はダウ・ナスダックともに急反落。米CPIを受けた形に。金融引き締めが憶測されて弱気になりました。原油・金とも堅調さを維持し小幅続伸。           

                                    

【経済指標】休場:日本                                           

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英国GDPに注目しています。


【売買方針】ドル買い                                 昨日はポンドドルを閉じて、ユーロドルのみを残しちゃいました。約定しストップが近かったもの何とか乗り越えてリミット。スプレッドの拡大でストップが狩られるかもと覚悟していましたが、タイトであったこともあり今月の許容平均ストップ幅が20pipsであることから考えても11pipsしかなかったので注文を閉じませんでした。結果35pipsのプラス。                    今日の売買方針はドル買いで。                              CPIを終えた段階でFOMC緊急会合が開催されるとのニュースもあって予断は許しませんが、16日のFOMC議事録公表まで様子見となるかもしれません。ECB側の要人発言には引き続き「・・・かもしれない」対策で。                                              

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ポンドドルは売り目線ですが、想定した戻り売りではリワードに優位性が無く、ここはあえてデイトレードからの買い場を探すことにしました。ちょっと気持ち悪いですけど。


【所感】最近のイベントで・・・                       米長期債利回りが大台と言いますか、心理的節目となる2%に乗せてきました。米CPIを受けて債券売りが加速された形。長期債利回りは米ドルと相関関係にあるため今後の動きには要注意です。米CPIもさることながら、マーケットの3月FOMCについてどこまで織り込んでいるのかがここにきて不透明になった気がします。0.25%でも十分だろうと思いますが、0.5%のニュースも出てきています。「・・・有りえんな」と思っていますが、利上げ回数も3回から5回のニュースもあって、僕個人のセンチメントも揺るぎ始めています。ユーロは基本的に売り目線の中、特にユーロスイスの堅調さに不安を感じているのと同じくらい。今後の行方を見るうえでファンダメンタルは重要で、「噂で買って事実で売る」スタンスは今も変えていませんし、それがファンダメンタルの根幹だと思っています。しかし、最近の流れが不透明になったと感じるのは、直近のADPとNFPからでしょう。予想との乖離が大き過ぎて、予想から乖離したからネガティブなのか、実態から乖離してネガティブなのか、はっきりしません。つまり、ファンダメンタルの根幹を揺るがしていると言っても過言ではありません。そんな中であのラガルド発言ですから、マーケットは振り回される結果になっています。痛々しいチャートを見ながら、対策なんてあるわけもなく、「負けないためにはポジションを持たない事」になったら笑い事では済まされませんねw           とにかく、最近の環境に変化が起きていることを感じながら、日々のトレードを続けましょう。          

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