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たこやきレインボー「尼崎テクノ」

昔好きで聞いていた曲を改めて聴くと、どうもピンとこないとか、それこそ、なんで好きだったんだろう?なんて思うようなことがよくあります。
もちろん、今も昔も変わらず良いと思えるものもある。しかし、古さを感じるようになってしまったり・・・。
でも、その逆っていうのは、なかなかないと思うんですよね。いやーこれはないわー!って思える曲が、大大大好きになってしまうという体験。それこそ、拒否反応くらい出ちゃうようなものが、180度変わってしまう。
我ながら自分でもびっくりなんですが、私は、たこ虹ではじめて体験しました。
それが、「尼崎テクノ」という曲なんですが。
はじめて、尼崎テクノを聴いたのは、なにわン2016で中野サンプラザの客席についた時。開演前の時間に会場内に流れていて、歌詞もモニターに字幕として出てて、え?これ?新曲?? ファーストアルバムに収録されるやつ??って気がついたのですが、聴いて初っ端に思ったのがヒャダイン手抜きして10分で作ったんじゃね??っていう印象。ポンチャックは、知ってましたけど、そもそも、打ち込み系の音が好きではなかったっていうのもあったんですが。

でもすぐに、なまめかしくも妖艶に歌うさくちゃんに一発でやられてしまい、チープなサウンドからいきなり重厚なサウンドになる展開のダイナミックや歌詞の面白さに気が付いて、手抜きして作ったんじゃねー?なんて思ったことを、たこ虹メンバーと前山田氏とCMJK氏に土下座したい気持ちになりました。
なにわン2016上映会で聞いた話ですが、尼崎テクノのデモ音源が届いたのが、ちょうどなにわン2016を作っている時で、初見で聴いた番長は困惑して、対処に困り、理事長の承諾を得ずに、ライブの冒頭1曲目にしたということで、初めて聴いた番長も、はじめは困惑したのかなぁ・・・と思ったり。

余談ですが冒頭の歌詞、「県境06でダンスダンスダンス」は、尼崎は兵庫県なのに市外局番が「06」だから。ちなみに、「尼崎 市外局番」でググるとこんな感じで出てきます。

いやこれは、地元の人にしか分からないですよね笑。

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