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たこやきレインボー「最終兵器」が意味するもの

たこやきレインボーのキャッチフレーズは「なにわの最終兵器」。
結成当初は「スターダストの最終兵器」でしたが、たこ虹に妹グループが多数できたことにより、変更になったようです。

しかし、番長は今でも時々「スターダストの最終兵器」と言ったり、2018年末に出た雑誌には「スターダストの最終兵器」のキャッチフレーズが使われている。

おそらくですが、『スターダストの「なにわの最終兵器」』という捉え方をしてるんじゃないかと思うんですよね。時々、スターダストが放つ「なにわの最終兵器」という使われ方もしていますが、むしろその方がしっくりくる。

そして、メンバーは「ウチらは最終兵器なんや」というモチベーションで活動し、レッスンを重ねている。最終兵器だからこそ誰にも負けない、ボーカル力、トーク力、バラエティ力、そして、ダンスパフォーマンス力をも身につけようとして、努力を積み重ねている。

「最終兵器」というキャッチフレーズは、理事長を交えた会議で、「スターダストの最終兵器でいいじゃん!」みたいな軽いノリで決められたような気もします。
しかし、しっかりと歌えるメンバーで揃えられている。

2014年に、塚地武雅氏とつかたこレインボーロードがスタート。
2015年に、ムチャミタスのレギュラーが決まり、石田靖氏との仕事が現在進行形で続いている。
2017年には、ユニコーンの手嶋勇氏、川西幸一氏がなにわンダーたこ虹バンドとして参加。

たこ虹は大物と仕事をすることがとても多く、そして関係性が長く続いていきます。CMJK氏も深く関わっていますが、元はというと電気グルーヴのメンバーで、これからメジャーになっていくというタイミングで脱退したという、すごい経歴の方。

経験豊富な人と仕事をすることによって、得られる経験は計り知れないものがあります。つまり、たこ虹は、当初からスターダストの最終兵器として育てられていたのではないかと思うんですよね。

たこやきレインボーは、全国レベルとしてみると、現時点ではまだ知名度が高いとはいえません。
ただ、仕事のキャリアでみると相当なものになっています。

【TV】
つかたこレインボーロード(2014~2016)
たこツボッ(2015~2017)
かがくdeムチャミタス(2015~)

【舞台】
石田笑店deムチャミタス(2016~2019)

【TVCM】
ダイセル(2020新春全国ネット)

冠番組を持つと2年以上続き、ムチャミタスは、6年続いている。そして、なんばグランド花月の舞台に、4年連続でメインキャストとして立っている。
この年齢で、ここまでのキャリアを持つアイドルはいないんじゃないでしょうか。

ももクロの川上マネージャーが国立の頃だったと思うのですが「メンバーが二十歳の頃に一流になってればいいと思った」と語っていましたが、たこやきレインボーは、キャリアにおいて一流になるべく育てられているんじゃないかと思うんですよね。
また、よく聞く言葉に「猪木と馬場の育て方は違う」というものがありましたが、猪木のように育てられたのがももクロならば、馬場として育てられてるのが、たこやきレインボーなんじゃないかとも思えてくる。


多くの人が記憶してると思うのですが夏Sでのたこ虹の「BLAST!」圧倒的なパフォーマンス力をみせて、それに呼応するように、ももクロは「BLAST!」を歌った。そして、次のももクロマニアでもまったく同じことを繰り返す。
ももクロとたこ虹の目に見える関係性は、俺の藤井2014からあって、幕が上がるの時にはつかたこでバラエティ共演がありました。この時、幕が上がるの配信だったのですが、れにちゃんが本広克行監督に「たこ虹ちゃんにデレデレしてー!」と怒るようなことがあって、れにちゃんなりのたこ虹のアピールなのかなぁと思ったり・・・。

また、ももクロのライブ映像で客席にたこ虹メンバーがいるシーンがあったり、あーりんのはじめてのソロコンの特典映像には「さくちゃんならできるよ、20歳くらいになったら」というさくちゃんに語りかけられてるシーンが収録されていたり・・・。
そのような映像は、意図的に演出として収録されてるようにも感じます。

理事長は、虹色進化論のドキュメンタリーの中で、「たこやきレインボーは関西から日本を照らす存在になって欲しい」と語っています。
その言葉の意味を踏まえつつ、日本国内の地域別人口をみると、こんなことが感じられます。

単純に、ももクロとエビ中の拠点とする関東と、たこ虹の近畿を足せば、総人口の半数をカバーすることになる。
また、スタプラローカリズム組の合計は総人口の半数を越えることになる。
そして、関東とローカリズム組を合算すると90パーセントに近づくものになる。
理事長は、10年かけてスタプラを磐石なものにすると語っていましたが、近畿エリアを受け持つ、たこやきレインボーの存在が、いかに大事かということが分かります。

2020年の後半。たこ虹メンバーのひとりひとりが勢いづいています。くーちゃんは、おは土で毎週の冠コーナーを受け持つようになり、れんれんは、おそらくアニメを語らせたら日本一のアイドルに邁進する。まいまいは書き続けてきた「アイドルのアイドル論」がトークショーに繋がり、その先に、更なる展開がありそうです。
コロナ禍が落ち着いたら、さきてぃは女優の仕事もするようになるでしょうし、さくちゃんは、現在、矯正が大変そうですが、それは芸能界で活躍するための試練でしょうから乗り越えた後は、舞台かアーチストの方向にいきそうにも感じます。

スターダストの最終兵器、たこやきレインボーは、2025年の大阪万博を目指して突き進んでいくことになると思います。

そして、この記事を公開した直後に気がついたんですが、Instagramには「スターダストの最終兵器」となってるんですね。

そして、ツイッターの紹介も・・・、

「スタプラが大阪から放つ最終兵器」でした。

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