見出し画像

たこやきレインボーが「幕が上がる」の続編を主演していたらの物語

堀部長は悩んでいた。さくれんはずっとミュージカルごっこをしている。この際、演劇部はやめてミュージカル部にしようと言い出す始末。このままでは大会どころではない。廃部の話も出ている。そこへ滑舌が悪くて部と距離をとっていたまいまいが、オズの魔法使いをベースにした台本を書いてきた。食いつくさくれん。これで大会にチャレンジしようと決心する堀部長。そこへ中学の頃に一緒に演劇をやっていた、さきてぃが転校してきた。また、一緒に演劇をやろうと誘う堀部長。しかし、もう演劇はやらないというさきてぃ。
そのタイミングで富士ケ丘高校演劇部の部長だった加藤明美が赴任し、副顧問に就任する。なんとかしてさきてぃを演劇部に引き入れたい堀部長は、加藤明美と3人で話すことに。話を聞くと前にいた高校の演劇部の大事な公演で台詞が飛んでしまい台無しにしてしまったことが原因で舞台に立つのが怖いという。加藤明美は、その話を聞き、大笑いをして「舞台で台詞が飛んでも大丈夫なように稽古をすればイイじゃないか」という。その言葉に救われたさきてぃは、演劇部の入部を決意。加藤明美副顧問と堀部長を中心とした稽古がスタートする。そして、いよいよ、地区大会の幕が上がる

※2018年の夏に書いたものを若干、加筆修正したものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?