たこやきレインボーの音楽

たこやきレインボーの音楽は楽しい。バラエティに富んでて、音の情報量が膨大で、ボーカルのウエイトと音圧が強くて、音域が広くて、さくちゃんの声域は3オクターブある。普通だったらありえない低い出だしの楽曲があったりもして、難しい曲しかない。
持ち曲はバラエティーに富んで、驚くほどに多種多様。私は最近の楽曲がどれも同じように聴こえてしまうけど、たこやきレインボーの楽曲だけは、どれも楽しい。

メンバー5人の声は、強烈なほどに個性的で、メンバーひとりひとりが楽器のように感じられる。
くーちゃんは、さながらバイオリン。時にフィドルのような歌い方もする。
さきてぃは、際立った印象のトランペット。
さくちゃんは、とてもエモーショナルな音色のサックス。
れんれんは、多種多様なパーカッションで躍動感を作り出し、曲によってはピッコロのような可愛い音色も出せる。
そして、まいまいは、オーボエのように柔らかく心地よく、そして力強く響く。

メンバー5人が長い年月をかけて、地道に積み上げていくことで進化させてきた、たこやきレインボーの音楽。

音楽には二通りある。
ひとつは時間とともに経年劣化する音楽。
そして、もうひとつはどんなに時間が経っても古くならない、いつまでも新鮮に楽しく聴くことができる音楽。

たこやきレインボーの5人が奏でるボーカルは、いつどんな時も楽しく面白く、新鮮に聴くことができる。唯一無二の音楽。