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たこやきレインボー「RainbowPlane」

期待と不安、喜びと悲しみ、そういったものをまるっとすべて飲み込んだ上で、強い意志を持って、力強く、前に突き進んでいこう。
期待や希望が大きければ大きいほど、それと同じぶんだけ不安もある。思わぬ出来事もあるかもしれない。晴れた日もあれば、雨の日だってある。進んで行く先には、重く圧し掛かる雨雲が見えるときもある。嵐が待ち受けているかもしれない。でも、私たちが、力を合わせれば、必ず乗り越えられる。そして、目的の場所「約束の地」にたどり着ける。
そういう思いが込められた楽曲のように、私は感じています。

「Rainbow Plane」は、「軟体的なボヤージュ」がリリースされた当時の記事で、ロックオペラとして制作されたことがアナウンスされています。
ロックオペラとは何か?っていうと、代表的なものでは、ザ・フーの「トミー」がありますが、クィーンの「ボヘミアン・ラプソディ」も、ロックオペラなんじゃないかって思うんですよね。
ロックオペラは、物語を紡ぐ音楽です。そして、自分の内面を掘り下げていき、葛藤を描くようなものもある。「Rainbow Plane」は、たこやきレインボーの「物語」を、そのままアルバムに落とし込んだ「軟体的なボヤージュ」の冒頭を飾るに相応しい楽曲といえます。

東京と大阪のZeppで行われたライブツアー「軟体的なボヤージュ ~あなたとの約束~」の一曲目で初披露。航海士衣装でパフォーマンスする姿は、船先のステージと、プロジェクターで映し出される荒波の映像とあいまって、圧倒的な迫力でした。

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荒波で思い出したのですが「元気売りの少女」の衣装は、とても大きな帽子が印象的ですが、帽子の「ツバ先」(プリム部分)が大きく波打ってるのは、芸能界の荒波でも渡っていけるように、という願いが込められているそうです。2014年のガールズファクトリーでメンバーが話すのを聞いた記憶があるのですが、たこやきレインボーには、いたるところにそのようなエピソードがあるのかもしれません。



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