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たこやきレインボーワンマンライブ「桜咲くこの場所で」

たこやきレインボーのワンマンライブ「桜咲くこの場所で」。2日間3公演。すべての公演のセットリストを変えるという、たこやきレインボーの挑戦。
大型スクリーンもなく、過剰な演出もない。あらゆるものを一切削ぎ落とし、ライティングと自らのパフォーマンスで魅せるというライブ。
今、現在の、ありのままの、5人のたこやき
レインボーの実力をみせつける。そんなライブだったと思います。

たこやきレインボーのライブって、とても演劇的だと私は思っているんですよね。それは、なにわン2014から思っていたことで、なにわンダーランド2017〜OH!CIRCUS〜では見事な世界観をライブで表現したり、軟体的なボヤージュ~あなたとの約束~では、セットと照明、プロジェクターを使って、アイドルのライブであると同時に演劇空間を作り出して、決意を伝えるというライブだったと思います。

そして、今回のライブですが、演劇的に言うならは、なにもないセットで、ライティングのみで、鍛えたカラダと今まで積み上げてきた経験と実力のみで表現する舞台。
もっとも根源的な演劇のようなライブだったと思うんです。

最小限度のセットとライティングのみ。客席から見やすい舞台。良い音響。
そのような会場で、みずからの鍛えたカラダと、今まで地道に積み上げてきた力量で魅せるエンターテイメント。メンバー5人とステージに関わるスタッフさんのチームワークで創り出されるステージ。
コロナ禍で、コールができないという状況によって、図らずもたこやきレインボーの本質的な部分、「演劇的である」ということが浮き彫りになったライブのように私は感じました。
3部のダブルアンコール。どことなく、私は、スタンディングオベーションをして、カーテンコールをしているように思えてしまった。
そして、実際、たこやきレインボーの5人は、ステージに舞い戻り、最後の挨拶をして戻っていったわけで...。

演劇は、その場所にいて、その時間、その瞬間を楽しむもの。その場の空気感や、熱量、肌で感じるものがすべてなんですよね。映像などでは伝わらない。その場にいるからこそわかる。感じる。
たこやきレインボーのワンマンライブは、まさしくこれなんです。そして、ライブ映像は、その時の記憶を呼び起こすためのツールなんですよね。(まあ、だからこそ、なんぼやツアーのライブ映像が観たいんですが・・・)

たこやきレインボーは、ワンマンライブでこそ、その真価が分かる。伝わってくる。っていうことなんですが、どうも上手くかけてない気がするけど、この記事はこれで公開して、加筆修正することにしょう!

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