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春名真依の努力

たこやきレインボーの記事を書いてきて、記事をグループ分けしたり、改めて書いた記事を読み返したりして大事なテーマを書き逃していることに気がついたんですよね。

まいまいの努力について書いていない!
これは、海鮮丼弁当を買ったのに醤油をもらい忘れているようなもの。カキフライにタルタルソースがついていないようなもの。以前に書いた記事と重複する内容出がでてくるかもしれませんが、でもこのキーワードは、欠かせないものであると思います。これは書かねば!と思った次第です。

この歳になると「努力は必ず報われるもの」という言葉を聞くと、いやいやそんなことはないですから、って思ってしまいます。世の中、そんな甘いものではない。でも、たこやきレインボーに関しては、報われる。報われないといけない努力をしてると思うんですよね。毎年、年を重ねるごとにパフォーマンスが向上している。リリースイベントでも、短い期間で確実に良いものになっている。そのような積み重ねを、地道に延々と続けることで、たこやきレインボーの五人のエンターテイメントはかたちづくられている。

 努力は才能のひとつなんじゃないかと、私は思っています。人には自分で気が付いていないような資質をたくさんもっている。努力しても伸びない部分もあれば、努力することでグーンと伸びる資質もある。それがなにかを見つけることがとても大事。だからといって努力しても結果がでない停滞期というものが必ずくるもの。でもそれでもなお、努力し続ける。
そのようなことができることって、才能だと思うわけです。

春名真依という人は、努力の才能に長けた人だと私は思っています。昔のライブのボーカルや、つかたこなどの映像をみてると、しゃべり方はもちろん、発声の仕方、何から何まで違っている。
時間を掛けて結果に結びつける努力を地道におこなっている。自分の弱点を洗い出し、改善すべき点をみつけて努力をする。それを地道にやり続けることができる。そんな努力の才能。というか、努力の天才とすら感じます。
滑舌を改善するために二ヵ所のボイトレに行き、さらに、ピッチを安定させて、声圧をより強くしている。甘い声のボーカリストはウィスパーな歌唱になるのが一般的だと思うのですが、個性的な甘い声はそのままに、ボーカルをここまで強化した人は近年ではいないように思うんですよね。
そして、たこやきレインボーのエンターテイメントをかたちづくる唯一無二な存在になっていると思います。

最近の配信で、お風呂でRainbowPlainのまいまいのパート「何回でも言うよ~♬」のところを、何回でも大声で歌っている・・というエピソードが話題になっていたのですが、私は個人的に、この話がとても大好きで・・。RainbowPlainは、難易度がとても高い楽曲。力強い歌い出しを得意とするさくちゃんから、くーちゃんへ、そして、まいまいへと、短いフレーズで歌のバトンを繋いでいく。これって、めちゃくちゃプレッシャーがかかると思うのです。それに負けないように、ただひたすら反復練習をしている。
そして、シェアハウスごはんumedaで話題になった早口言葉「信長殿も信長殿ならねね殿もねね殿じゃ」も、滑舌を改善するために楽しく努力している。まいまいの日常の努力の現れ方のひとつなんだろうな・・と感じました。

メンバーの中で、いちばんどんくさいと言われていますが、虹家族側からは、そのような面はまったくというほど見えてこないのは不思議なところで。でも確かに、方向音痴のエピソードや、家にいるTVの「麺処春名」でみせたドジッ子な一面。麺を湯がく「でぽ」をしっかり準備してたのに、鍋に直接、麺を入れてしまったり、何故かスープが少ないラーメンができてしまったり・・。でも、それも虹家族の立場からすると、まいまいの魅力的のひとつになっている。

まいまいは、セルフプロデュースに長けた人であるとも思うのですが、決して「職業まいまい」というようには感じられない。
自分自身の理想とする春名真依になるべく、努力を地道に積み重ねていること。それがアイドルとしてのあるべきかたち、と考えているのかなぁ・・と思います。
春名真依という人を構成するエレメントは多種多様で、「どんくさまい」もその中の魅力的な要素のひとつだと思うのですが、でもまだ表面に見えていない魅力的な部分もたくさんあるでしょうから、表現者として、いろいろなものをかたちにして魅せてくれる。まいまいのこれからをとても楽しみにしています。

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