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たこやきレインボー「たのしかしまし大阪~おいでやす~」

大阪への遠征で新大阪に着いた時、改札口を出たところで、20代初めくらいの女性たちが小走りで近づいてハグした瞬間を見たことがあります。
それはまるで、「たのしかしまし大阪~おいでやす~」の世界が、そのままリアルに再現されてるようで、えええー!って内心、驚きつつ思いつつたこ虹の現場に向かったことがありました。

この楽曲は、関西弁のイントネーションがエモーショナルなメロディにぴったりハマっている、たこやきレインボーの名曲のひとつだと思います。
この楽曲の作詞作曲は奥村愛子氏。
関西の方ではなく、埼玉出身というのが驚きなんですが・・・。(ちなみの私も草加出身です)

たこやきレインボーがこの楽曲をライブでパフォーマンスすると映画のように情景が頭の中に広がって見えるような、そんな感覚になります。
たこ虹は楽曲をミュージカルのように表現しているからだと思うんですが、楽曲の世界観や歌の中で繰り広げられる物語を伝えるのが、とてもうまい。
そして、この歌詞に登場する女性の感情が豊かで激しいというのも、関西の女性らしさを感じさせます。余談ですが20年くらい前、大阪に行った時に、同じ新大阪の駅で若いカップルの女性が、傘で男性をボコ殴りにしてるのを見たことがあるんですよね。私の嫁は大阪から関東に15年くらいに越してきたのですが、関西弁は抜けず、確かに感情表現が豊かで激しくもあるなぁと、日々実感しています。(傘でボコ殴りにされたのは私ではないので念のため)

東京ドームシティホールで行われた「なにわンダーランド2015」で「たのしかしまし大阪~おいでやす~」を披露してますが、初期の頃はとてもコミカルで、さきてぃは歌詞に出てくるコケたところをリアルに表現したりして、南港でのラストライブでのパフォーマンスと見比べてみると、とても面白く感じられます。

そしてこの曲をセルフカバーした奥村愛子さんの動画がYouTubeで公開されました。ちょっと大人な「たのしかしまし大阪~おいでやす~」。関西弁の名曲は、いくつかありますが、この楽曲もその中のひとつだと思います。
そして、動画の最後に、この楽曲にまつわるエピソードも話されてるので、是非ご覧になってください。


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