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『音楽朗読劇パレード』が凄いぞ!配信みないと!

『音楽朗読劇パレード』、東京12公演、大阪7公演、全19公演の全日程が終了しました。
しかし、しかしです。大阪7公演の配信がこれからスタートするようですので、まだまだ音楽朗読劇パレードは続いていくのですね。
実際に会場に足を運んだ人は余韻にひたりつつも、心に残るシーンを確認したり、日替わりパートを楽しんだり、多種多様な解釈ができるこの物語を改めて再考したり。
私は、彩木咲良さんのファンなので、出演した土日の2公演みただけなのですがキャスティングが変わることでの変化をとても楽しみにしています。

でも、この配信、おそらく会場に行っていない人、まったく知らない人にも存分に楽しめるものになると思うんですよね。

「美しさ「と「醜さ」。
「残酷」と「慈愛」。
現実に抗う力強さと理不尽な現実に打ちのめされる心の弱さ。

そのような陰と陽、プラスとマイナス、正と反といった相対する感情が渦巻いて展開する物語。観劇後、舞台から伝わってくる感情の巨大な波に飲み込まれていく感覚。上演時間は65分なのに、時間の感覚が麻痺して、もっと長かったようにも、短かったようにも感じられる。
それは、どれも今までに体験できなかったものでこの舞台は特別なものだったのだと思うのです。

ツイッター(X)のタイムラインでは難解だったというようなポストも散見しましたけども、この舞台はアニメの「魔法少女まどか☆マギカ」に近い作りをしているように感じました。
まどか☆マギカでは、まどかを世界の中心としたタイムリープを繰り返すことで、まどか自身が特異点となって最終的には世界が再構築される物語ですけども、「パレード」では「女」を中心としてタイプリープが繰り返される。
配信では、大阪で上演された6つのパラレルな「パレード」の物語が体験できる。

とても面白い舞台です。
舞台の感想や所見など、配信の経過をみてnoteの記事として書いていこうと思っています。


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