見出し画像

魂の声に耳を澄ませる、手段ではなく目的をみる、誰かが「ぽろっと」言ったことに耳を傾ける・・・「ケルマさん」の本からの引用と私の体験(前半)

自分がやって効いたことに関しては・・・

 防御や回復のために自分が試して効いた、今もやっているというのを、水風呂以外にもあげていくと書いたのですが、「これ書くと身バレするのかなぁ」とか線引きを考えていたら頭がぐるぐるしてきたので、今考え中です。
 
 代わりに今日は、「振り子の法則」シリーズで、「自分の目的」を見つけトランサーフィンしていくために必要として出てくること、
・魂のか細い声に耳を澄ませる(快・不快を感じる)
・手段ではなく目的を見る
・誰かが意図せず「ぽろっと」言ったことは「サイン」であることがある

これらについて書こうと思います。

 以前「超常戦士ケルマデック」という本の中でケルマさんが紹介してくださったエピソードに、上の1番2番にぴったりのものが紹介されていると書きましたが、今回該当の部分を引用させていただこうと思います。
 ちょっとわかりにくいゼラント氏の「振り子の法則」と比べて、とてもわかりやすくてイメージがわきやすいと思います。
 
 また「誰かが『ぽろっと』言ったことはサインかも」というのに関しては私自身の体験を書いてみたいと思います。

快・不快を感じる・・・ 「超常戦士ケルマデック」の「はじめに」の「4つのルール」 

 本書を手に取った人は不思議に思うかもしれませんね。
「超常戦士ケルマデックって何?」「何者?」と。
「超常戦士」に関してはここでは説明しません。ひょっとしたら本書を最後までご覧になればわかるかもしれません。
「ケルマデック」は、映画『日本沈没』に登場する架空の深海調査船の名前からとりました。
本書は、私ケルマデックがさまざまな不思議な話を語っていくスタイルをとります。不思議な話、とはいえ、すべての話は私たちの日常と密接にかかわりあっています。
 本書を読み終わる頃には、目に見える世界が変わり、自分の望むものが前よりも簡単に手に入るようになっているかもしれません。
 それではひとつ、実例をあげてみましょうか。
 例えば、「4つのルール」の話です。
 友人が、「今の仕事がイヤでイヤで仕方がない。何をしていいかわからない」というのでね。
 私は彼に「4つのルール」を提案したのですよ。

「まずはルールその1。今一番したいことをするのだよ!」
「その一番したい仕事が何なのか、わかんないんだよ!」
ルールその2。わからないことはしなくて良いのだ!二番目にしたいことをするのだよ」
「二番目か・・・そういえば、ずっとアメリカに行きたいと思っていたんだが」
「それだ!今すぐにパスポートをとってきて、アメリカに行ってくるのだ!」
「時間もお金もないからできないよ」
ルールその3。できないことは、しなくて良いのだよ!では三番目にしたいことは?」
「三番目かぁ・・・結婚、したいな・・・」
「今すぐに、平安閣か玉姫殿で、結婚式場の見積もりをもらって来るのだっ!駆け足っ!」
「オレ、彼女がいないよっ!」
「ルール3適用の案件としよう。次のしたいこと、四番目は何かな?」
「車が欲しいかな。三菱のパジェロが欲しいなあ」
「今すぐに、ディーラーの吉田君のとこに行って見積もりをもらってくるのだ!」
「実は先日、吉田君のところで見積もりしてもらったんだよ。金額的に、ちょっとキツイかな」
ルールその4。無理はしなくて良い!だな。では、五番目にしたいことは?」
「東京でライブに行きたいかな。でも、今は時間もお金もないなあ」

・・・・やがて、十五番目のしたいことにたどりついたのですよ。
「十五番目のしたいことは?」
「・・・・美味しいコーヒーが飲みたいな」
「ならば、それが君の、今一番したいことなのだよ。コーヒーを飲みに行くのだ!」

・・・・・・・・・

 彼はブルマンという喫茶店に行き、深く味わいながらコーヒーを飲んだのです。一杯のコーヒーを味わっていたある日、そこに東京にいるはずの友人に出会ったのですよ。
「今回、車で帰ってきたんだけどさ、よかったら一緒に東京行かない?」
 彼は東京でライブに行き、そこで、京都から来た女の子と出会ったのですよ。
 彼女と遠距離恋愛を始めてすぐ、農協に勤める友人がこう言ってきたそうです。
「オレ、今、ローン担当なんだけど、農協ローンで三菱パジェロ、利息メチャ安いで!」
 ゲットした三菱パジェロで彼女とデートを重ね、やがて結婚することになったのですな。
 そんなある日、彼女がこう言いました。
「私の叔父さんが、輸入の仕事をしてるんだけど、手伝わないかって言われてるの」
 彼女と一緒に叔父さんに会いに行ったとき、叔父さんは彼に、こう質問されたのですよ。
「キミさ、まさかだけど、ハングルとか喋れる?」
「いやあ、ハングルはできません。英語は得意ですけど」
「キミ、英語得意なの~っ?じゃあさ、ボクとアメリカ行かない?
 結局彼はアメリカに行って、叔父さんの仕事を手伝うことになったわけですな。
 今、彼は、世界中を走り回っていますね。一番したいことをしているそうですよ。
 いかがですか?
「そんな都合のいい話、あるわけないだろ?」とお思いかもしれませんな。
本書を最後までご覧になったら、「あるのかもしれない」と思うかもしれません。
 じつは、この世界は、なんでもありなのかもしれないのですよ。
 ある臨床心理士が、私にこう言ったことがありました。
「それまで私は、不思議な体験をしたという人に、ほとんど出会ったことがありませんでした。たまに出会っても、それは妄想的なケースしかなかったのです。しかし、ケルマさんに出会って以来、さまざまな不思議体験をした人たちに出会うようになりました。そして、私自身も不思議な体験をするようになったのです」
 人はみな、自分が思い込んでいる制限された世界だけを体験しているのかもしれませんな。
 その世界にハマっている間は、それ以上のことは、なかなか起こらないのです。
 しかし私は、この世界は何でもありだと考えているのですよ。いわゆる奇跡と思えることも、ありだと考えているのです。その方が断然、おもしろいですからね。
 そして実際、それは起こるのですよ。この本を読んでくれるみなさんに、それは起こってくるのです。そのための仕掛けが、この本には施してあるのですよ。
 まあ、楽しんでみてください。
 この世界には、何か、目に見えないからくりがあると考えているケルマさんです。

「新しい世界」へと誘う語り部 ケルマデック著 超常戦士ケルマデック あらゆる人生に奇跡を起こす不思議な物語 はじめにP3-P7

上の引用にはケルマさんの「4つのルール」が記載されています。
 ルールその1。今一番したいことをする
 ルールその2。わからないことはしなくて良い
 ルールその3。できないことは、しなくて良い
 ルールその4。無理はしなくて良い

ルールその1はまさに魂の声を聞く、「快・不快」に注意をむけることですし、ルール2~4は、魂が不快と感じることに対して理性が先走るのを防ぎ、また「重要性」に重きを置きすぎて無理をして平衡力を発動するのを防ぐようになっています。
 この、一杯のコーヒーから夢を叶えて、ライブに行ったことがきっかけで、彼女ができて、パジェロも買って、結婚も決まって、念願のやりたい仕事に就くことができた彼ですが、
彼はケルマさんとともに候補15番目になるまで今の自分が無理なくかなえられて魂が満足することを見つめなおしていました。
 以前「自分の魂の望む方向へ(引用が長いです)」の記事でも引用した「振り子の法則 第2巻」です。


「もし私が何を欲しいのか自分で知らないとしたら、それをどうやって知ることができるのだろう」とあなたは言うかもしれない。それに対してはこうした質問をしてみたい。「一度でも自分でそのことについて真剣に考えたことがあるだろうか」と。不可解なことだが、大半の人々は振り子にかかわる仕事で頭がいっぱいで、まるでコマネズミのように走り回ることに忙しく、自分や自分の魂のための時間を見つけることができないでいる。彼らは、振り子の影響下に置かれたままの状態で、自分の人生にいったい何を望むかについて、走りながら、仕事の合間に、瞬間的に、深く考えることなく、結論を出す。しかし本当は、自分を深く掘り下げることなど必要はなく、ある時間ひとりになり、気持ちを落ち着けて明け方の星々のさざめきを聞くだけでよいのだ。
もしまったく何もしたくないというのならどうだろう。それは、あなたのエネルギー・ポテンシャルが極めて低いことを示している。抑鬱状態や無気力状態は、生命を維持するだけで精一杯のエネルギーしかないことの証明だ。あなたはエネルギーを補強しなければならない。あなたの魂が何も欲していないわけがない。魂の声を聞いてあげる力があなたにないだけなのだ。

ヴァジム・ゼランド著「願望実現の法則」リアリティ・トランサーフィン2魂の快・不快の選択 第4章目的と扉 P284-285


一度、今自分が無理なくできて自分が満たされる事柄に至るまで、候補1から順に、たとえそれが候補15番目とか20番目になろうとも、とことん「自分や自分の魂のために時間を見つけ」てあげることができれば、
それが「おいしいコーヒーを飲むこと」という些細なことであったとしても、
パジェロ氏のように不思議な流れに乗って無理なく、努力をすることなく、1番目のやりたいことに自然にたどり着くことができるのかもしれません。
 また、この「1番目にやりたいこと」が自分でははっきりとわかっていなかったという点にも着目ですね。
パジェロ氏自身は自分がどんな仕事がやりたいのかわかってなかった。けれど、「魂」はちゃんと知っていて、満たしてあげるだけで自然な流れでたどり着けたわけです。
 そして自然な流れに乗るためにはある程度の行動も必要なようですね。彼が友達に遭ってもライブに行かなければ、彼女に誘われたとき叔父さんに会いにいかなければ、「理想の仕事」にはたどり着かなかったかもしれません。
 流れに乗っているときに起きてくるそのときそのときの出来事に「それは自分にとって快か、不快か」「自分が棚卸した『自分がしたいこと』かどうか」を常に魂に尋ねて、心地よいほうを選び取り行動することも必要なのかもしれません。
 

手段ではなく目的をみる・・・「人生を劇的に変える方法」

次に、同じく「超常戦士ケルマデック」より、目の前の難題に目を向けるのではなく、自分の望み、目的を見つめることで現実をいつの間にか変えてしまった女性のエピソードの部分を引用します。

人生を劇的に変える方法
 ハマってしまって、身動きが取れなくなった場から脱出する方法は、たくさんあるのですよ。未来のビジョンを描くのも、そのひとつです。
 ある女性がね。
 鬱病で閉じこもっている弟さんと、病気のお母さんの面倒を、長いこと見ておられたのですよ、仕事に行き、帰ったら家事をしてお母さんを病院に連れていき、弟さんの薬をとってくる。
 実は彼女には遠距離恋愛の彼がいるのです。
 月に二回ほど会うという生活を10年ほど繰り返してきたのですよ。
 彼女は、弟さんとお母さんを置いていくことはできないと、結婚はあきらめていたのですな。
 私は彼女にこう言いました。
 「今度、彼のところに行ったら、エビドリアを作ってあげなさい!」
 彼女が彼に「エビドリアを作りたい」と伝えたところ、彼がオーブンレンジを買ってくれたそうです。
 その後、私は彼女に、こう言ったのですよ。
 「今度はお好み焼きを作るのだ!」
またまた、彼がホットプレートを買ってくれたのだそうです。
 私は、次々にミッションを与えました。
 「今度は、彼の部屋のカーテンを替えるのです!」
 「彼の部屋のベランダに、花の鉢植えを置きなさい!」
 「彼の部屋の風呂を大掃除して、ナウいアロマキャンドルを置くのです!」
 風呂掃除は大変で、泊まり込みでやったそうですよ。
 「彼のベッドを新調して、ダブルにするのですよ!」

・・・・・・

ある日、彼のところから家の帰ってみたら、弟さんの姿が見えなかったそうです。
 お母さんが、こう言いました。
 「あの子、仕事しはじめたのよ」
 さらにしばらくして、家に帰ってみたら、今度はお母さんの姿が見えなかったのですよ。
 弟さんが、こう言いました。
 「お母さん、ヨガをはじめたんだよ」

・・・・・・

 エビドリアからスタートしたミッションでしたが、その後、彼女は彼と結婚したのですよ。
 タネを明かせばですね。
「私が、弟とお母さんの面倒を見続けなければならない」
という世界を作っていたのは、彼女なのですよ。
 世界はたくさん存在し、選べるのです。
 人生が、同じことの繰り返しの状態になっている時はですな。なんでもいいのですよ。
 やれることをやるしかないのだと、『ロッキー』の主人公が言ってましたな。
 ああっ!あの叫びが、今も私の心に残っていますよ。

「新しい世界」へと誘う語り部 ケルマデック著 超常戦士ケルマデック あらゆる人生に奇跡を起こす不思議な物語 Chapte4 多次元宇宙 P76-78

 家族を見捨てることはできないと、10年も自分を犠牲にしてきた女性。
(事情があったとはいえ10年も遠距離に付き合ってくれた彼氏もすごいよね)
 彼氏と結婚するためには、弟の鬱病とお母さんの身体がよくならないといけない、そう思って遠距離恋愛を続けてきたのが、
彼氏と結婚することになればすることになるであろう、買い物やお片付けなどをひとつひとつ実行していったところ、いつの間にか障害になっていた現実が変わっていたという話です。

 私たちはいつも何かかなえたい夢があっても、それに到達する手段が無い、障害がある、と、目的以外に目を向けがちです。
 買いたいけどお金が無い。やりたいけど能力がない。この道に進みたいけれど私がいなくなったら家族が困る・・・
 
 ですが、この女性は、「自分の目的」に叶うことを淡々とやり続けることで、家族ともめることも家族に何かを強いることもなく、いつのまにか家族が変わり健康を得て、家族も彼女自身も幸せになっています。

 実は私も「私が居なければ」という思いこみを外そうと1年やってきて、まだ完全ではないのですが、少しずつですが現実が変わりつつあるのを実感はしています。

 なにか、障害があって夢がかなえられないと思っている人は、その障害はひとまず置いておいて、その障害が無かったら自分は何をやっているか、
最初の「4つのルール」を念頭に置いて、けっして無理することなく魂に聞きながらできることを進めていけば

いつの間にか、絶対永遠に変わらないと思っていた障害が、障害でなくなってしまっているということもあるのかもしれません。

 また、引用中に、「世界はたくさん存在し、選べるのです。」とありますが、
「振り子の法則」シリーズでも、バリアント空間には無数の可能性があり、私たちは力づくで自分の人生を変える必要はなく、ただただ、選び取ればいいのだと繰り返されています。

 「行って取ってくればいいだけ」というのが実感できるようになれば、人生はものすごく早く思い通りに展開するのかもしれません。

 引用の最後に「ロッキー」が出てきますが、あれは格闘映画ではなくて恋愛映画ですね。おばさん、先日久しぶりに見て胸がキュンキュンしましたよ。
 何気にスタローンの映画っていいのありますよね。
 ロッキーについてはまた語りたいわ。


誰かが意図せず「ぽろっと」言ったことは「サイン」であることがある・・・私の体験についてはまた明日

 上でも書いた「自分の魂の望む方向へ(引用が長いです)」の記事で引用した部分に、
「人の説教などは自分の魂に押し入ろうとする無礼な行為だけれど、まれに誰かが意図せずぽろっと言った言葉は『サイン』であることがある」との記述があります。

 実はその「ぽろっと」がなければきっと私の人生は大きく変わっていただろうなと思うエピソードがありまして、

 今回それも書くと長くなってしまうので、続きは明日書こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?