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バイクでOKグーグルを使えるようになったときの話

バイクでOKグーグルを使うには、(Siriも同様)スマホのボタンを押す必要があるのだが、手がふさがっているというか携帯片手に運転するわけには行かないので、当然却下となる。

そこで小生はスマートウオッチを買うことにした。これなら間違いなくOKgoogleを呼び出せるだろうと大枚をはたいてスマートウォッチを購入。
今をときめく米GPS会社の老舗FOSSILを選ぶ、かっこいい銀色でございます。

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スマートウォッチは真ん中のボタン長押しでGoogleアシスタント呼び出し。
画面を見ずにボタンを押せるのだが、片方の手はグリップから外すひつようがある。悲しいことにGoogleアシスタントを呼び出してからウォッチを口元にウオッチを持ってくる必要がある。その時にボタンを押した手ではない方の手をグリップから外さないと行けない。私は左にウオッチをつけているので、まず右手を離してウオッチのボタンを押す。次に右手をグリップに戻して左手を離して口元で喋らなければならないのである。懸命な読者諸君はおわかりだろう、右手をグリップに戻す前に左手を口元に持っていってしまうと転倒の恐れがあるので絶対にやめよう。

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これでOKGOOGLE環境が完成したと思ったら、ここに大きな落とし穴があった。スマホのOKグーグルとスマートウォッチのOKグーグルが別の動作をするのである。要するにスマホに指示したい場合はスマホのGoogleアシスタントにアクセスしないといけない。これは痛恨の極みである。
なぜかというと、「OKGOOGLE、音楽を再生して」というと音楽がスマートウオッチ上で再生されてしまうのである!走行中、これほど恥ずかしいことはないのだ。

続いて試したのがウオッチにヒントを得て、じゃあスマホをウオッチみたいに手に装着しちゃおう!作戦。

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これに関しては、山程失敗点がある。以下に列挙する。

1,腕にスマホはダサい。(ある意味、女神転生風でかっこいい)
2,走行中に画面を他の車に見せるような状態になってしまう。見せて困るものではないが、これほど恥ずかしいことはない
3,やはりボタンを押さなくてはいけないわけだが、押すまでに結構時間がかかる。(バイク向きではない)
4,音を聞き取ってくれない。(ウォッチの方が聞き取ってくれる)
5,そもそもこのバンドにスマホを出し入れするのがヤダ(私はこういう作業が一番きらい)

スマートウオッチを持った以上、このスマホバンド案は完全却下である。ちなみにこのスマホバンド、6000円超とそこそこ高いので、それもイラっとポイントに加味したい。


ちなみにスマホをバイクのハンドルに取り付けるタイプの商品があるがあれは却下である。(下図)

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今までスクーターでこいつを愛用していたわけだが、私はこいつは嫌いである。(イラッとポイント200以上)理由は以下に列挙する。
1,タッチしてもあまり反応しない。タッチ感度が悪い
2,反射して見えないときがある
3,スマホをバイクに忘れていくことがしばしば(これが一番問題)
4,バイクの外観が変わる。

との理由で、Muttモングレルにこれを設置することは遠慮したい。

万事休すかと思い、Daytonaのヘルメットスピーカーシステム DT-01内でなんとか対応出来ないかネット空間をくまなく探した。するとAボタン長押しでOKGooogleとホームページにさりげなく書いてあった。え、でも、長押しってペアリングボタンじゃ??
その後も調べまくったがしれっと書いてあったその一文以外にみつからなかった。
ホームページに書いてあるのだから呼び出せるのかな、、家の中でヘルメットを被って何度も試した。何度も失敗した。

もう諦めかけたその時、なんと2−3秒長押してから離した時に、ぽわっと変な音がなりスマホにグーグルアシスタントが立ち上がったのである。

え?長すぎず短すぎず押すなんて!!?
ITの専門家の長押しとはルーターのリセットボタンのように5秒以上押すくせがついている。私にとってこの2,3秒というのが何とももどかしい長さであり今までこれにたどり着けなかった要因でもあった。
って、ことは・・・あれ?そもそも何も買う必要なかったの!?

無駄な迂回をして大失敗をしてしまった私であった。(いつもの事だが・・)


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