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卯月三日 花冷え

 お寒うございます。
 四月なのに。
 昨日の賑やかな環境とは一変、本日からはまたしばらく誰とも会わない引きこもりの日々になることでしょう。買い物ぐらいは行きますけどね。

 それにしても、気質っていうのはどこまでが生来のもので、どこからが学習結果なのでしょうか。
 私の孤独耐性の異様な高さは一人っ子という属性に由来するのかもしれないけれども、それだけとも思えない。おそらく、人類という種の生き残りを賭けた多様性の中から生み出された個性のうち、「一人でもあまり気にならない」気質が発現したのが私なのだろうな、と。
 多様性が種のサバイバル手段と考えると、聖人もソシオパスも発生するのは当然と考えられる。だって、パターンが多ければ多いほど種として残存する可能性は高くなるんですから。善も悪も手段に過ぎないわけです。
 問題は、個性は自分では選べないってところで。個々の幸せなんて、種の存続の前には意味がないのでしょう。
 なんというか、結局は遺伝子の乗り物に過ぎないのかと思うと、色々とむなしくもなります。

……ご時勢ゆえか、どうも思考がネガティブになっていけません。

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