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文月四日 忙中閑あり

 今月上旬、プライベートで避けられない用事が重なるのがわかっていたので、先月下旬からかなり根を詰めて全作業前倒し進行していたおかげで、予定より一日早く諸々完了しました。まずは上出来です。
 そんなわけで、午後からちょっと時間が取れたので、久しぶりに趣味の読書。宇佐美まことさんの新刊(といっても五月刊だけど……)『夢伝い』を読み始めました。
 短篇集で、読み終えたのはまだ三篇のみですが、いやあ、相変わらず怖いこと怖いこと。何が怖いって、己が悪を自覚できない人間が怖い。
 でも、この手合が決して稀ではないのが、SNS社会になって可視化しましたよね。
 そして、突きつけられる「そういう自分はどうなんだ?」っていう問い。 
 内なる悪をどう飼いならし、どう矯めて、いかに眠らせておくか。
 人が一生かけてやるべき事業とは、実はこれなのかもしれません。


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