イラストの著作権の問題を解決

インターネットに載っているイラストは、右クリックをして「画像をコピー」として貼り付けることで、誰でも複製して利用することができます。

これは個人で利用する分にはおそらく問題はないと思いますが、例えば売り出す商品の一部として利用する場合は、イラスト作成者に無断で利用したら違法となります。イラスト作成者にイラストを利用することを伝え、著作権料を支払うことで利用することができるということが多いようです。

これはとても面倒だと思いますが、著作権は著作物を守るためにある法律なので、仕方のないことです。

そうすると、検索サイトでイラストを検索したときに、使いたい画像を見つけた時でも、その画像の著作権があるのかないのかなどをいちいち調べるのは非常に面倒です。その面倒さを解決するサイトを見つけたので紹介します。

https://pixabay.com/ja/

ここで検索して出てきたイラストは著作権フリーなものです。フリーでないものが広告として現れることに注意する必要はありますが、そこさえ気をつければいくらでもイラストを使うことができます。


私がこのサイトを見つけたきっかけは、超有名イラストサイトの「いらすとや」が著作権フリーではないことを知ったからでした。

下にリンクを載せましたが、よく調べると20点までは著作権がかかりませんが、21点以上の利用があると1点につき1100円の著作権料がかかるとのことです。

商売上手ですね。私も授業など、生徒に何かを説明するときに、いらすとやのイラストを利用することもありますし、生徒がプレゼンテーションをするときにも、いらすとやのイラストは重宝しています。

しかし、「お金の授業」をKindle本にしようと思ったときに、この21点という数に苦しめられることになりました。

夏季講習でやったお金の授業では100点くらいのイラストを利用していました。これを本にして売り出そうとしたらおよそ110000円も著作権料を支払わなければいけなくなります。そんなに払えません。


そういう著作権料がかかるイラストを除いた検索の仕方がないのか調べたところ次のようにするとできるようです。

Google画像検索で、「ツール」「ライセンス」をクリックし「クリエイティブ・コモンズライセンス」にチェックを入れることで調べられます。

この検索に出てくる画像を利用すれば、基本は著作権料を払わずにイラストを利用することは可能なようです。しかし、この著作権フリーは「Googleが著作権についての判定をした結果」だそうなので、本当に著作権フリーかどうかはちゃんとイラストのサイトを調べる必要があるようです。

万が一間違いがあっては問題なので、だったら1つのサイトで簡潔させてしまえば簡単だということで上にあげたサイトを紹介しました。

https://pixabay.com/ja/

種類が豊富で大満足というわけではありませんが、著作権フリーでここまで多くの種類のイラストが使えるという点では十分と言えるでしょう。


最後に・・・

学校の先生として授業などで著作物を利用することがありますが、学校教育において著作権についてのルールは緩く設定されていて、ある程度自由に著作物を利用することができます。

細かいことはここでは書きませんが、教育目的であれば著作権料は払わなくて良いということになっているものが多いようです。

しかし、学校のプリントを作るのと同じつもりで、私がこのnoteに著作物を載せてしまうと、それは著作権侵害になる可能性が出てきてしまいます。

そういう意味で、我々教員は特に著作権について疎くなりやすい傾向があり、注意が必要だと思っています。未熟な内容かもしれませんが、著作権について意識するきっかけになっていただけたら幸いです。

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