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【法改正】確定拠出年金

お久しぶりです。
確定拠出年金制度を活用している会社員にとって朗報がありますので、今回はその内容を話したいと思います。


厚労省が2022年に確定拠出年金制度の法改正が施行されます。
その内容は、①加入年齢を70歳まで引き上げ、②掛金上限が55,000円に引き上げ、③受給開始期間を60歳から75歳までの間で自分で選択することです。

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        図1.掛金上限一覧表(出典:厚生労働省資料)

ピーンと来ていない方もいると思いますが、他人事ではありませんよ。
法改正し政府は国民に何を伝えたいのかというと、公的年金だけでは老後費用を賄え切れないため、自分で資産形成して将来に備えなさいというメッセージが隠されていると私は思います。
公的年金を支給されたとしても、毎月赤字(概算ですが毎月4~9万円不足)になり老後破綻する世帯が続出するのを防ぐため、米国と同様に自分自身でお金の知識を身に着け、金融商品で運用しその利回りで資産を増やしていく方針に舵を切ったといえるでしょう。
(金融商品は、銀行窓口で買うと手数料が高く、分配型商品を推しその商品の運用実績が悪かった場合、他の商品に乗り換えを進め、手数料を稼ぐセールスマンがたくさんいるので、購入する際は気を付けてください。)


タンス預金や銀行預金は元本保証なので安心ですが、金利が0.002%とかなり低く、年利数百円程度と資産は増えていかない状況です。
今からでも遅くはないので、お金に関する勉強を少しずつ始め、少額投資から始めてみることをお勧めします。


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