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企業年金について

こんにちは、たむたむ@FP技能士です。
今回は、企業年金についてお話します。

企業年金とは

企業年金には、確定給付型と確定拠出型の2つのタイプがあります。

確定給付型は、将来支払われる年金額があらかじめ決まっているタイプです。

確定拠出型は、一定の掛金を加入者が拠出・運用しその運用結果によって将来の年金額が決まるタイプです。要するに、指定された商品群から選び、自身の掛金で投資しその運用結果に応じて年金額が支給される仕組みです。
ここで注意しないといけないことは、投資を行うと金銭が増加減するリスクが発生するということです。大半の人は、元本を減らしたくないため、元本保証商品に移りがちですが、想像するほど増額は見込めません。だからと言って、ハイリターン商品を選ぶのもリスクが高いです。何を選べばいいのか迷うと思うので、個人的な意見を示します。

銘柄について

元本保証商品は、満期後+0.001%と支給額が全然増加しません。もはや銀行に預金していると一緒なので、私は除外します。

日本株式は、運用会社が独自に選択した銘柄に投資するタイプです。あるインデックス銘柄は、1年で約2%、5年で約0.69%のパフォーマンスです。但し、株式は様々な要因で上下に動くため、リスクヘッジを考慮した運用方法が必要と考えます。日本株は長期投資よりも短期投資に向いていると思うので、私は除外します。

海外株式も日本株式と同様のタイプです。あるインデックス銘柄は、1年で約1.5%、5年で約3.63%のパフォーマンスです。但し、株式は様々な要因で上下に動くため、リスクヘッジを考慮した運用方法が必要と考えます。外国株式は短期投資よりも長期投資に向いていると思うので、私はおすすめします。但し、株式は様々な要因で上下に動くため、リスクヘッジを考慮した運用方法が必要と考えます。

債権は、株式とは逆の値動きになります。金利が上昇し株式も上昇すれば、債券は下落します。現在は、金利が低く株式も下降気味なので、債券で投資する方は多いと推測します。株式よりも高リターンは望めませんが、低リターンで安定した収益を生み出すことは可能かもしれないので、コツコツ増やしていきたい方にお勧めします。

バランス型(資産配分)は、国内・外国株式+国内・外国債券を均等に配分した銘柄に投資するタイプです。あるインデックス銘柄は、1年で約5.2%、5年で約9.6%のパフォーマンスです。バランス型は、短期投資よりも長期投資
に向いていると思うので、私は最もおすすめします。何よりも株価が下落しても債権が上昇するため、リスクヘッジに対応できている商品と考えます。

長々となりましたが、いかがでしたでしょうか?
養育費や老後など様々な部分でお金は消費されるので、コツコツ積み立て複利効果で自己資産を増やしていくことが将来に対する対策といえますので、是非参考にしてください。

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