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ドル建て保険に要注意!

こんにちは、たむたむFPです。
標記の通り、ドル建て保険について、お話します。ドル建て保険に加入されている方は、参考になると思うので、最後までお読みください。

ドル建て保険とは、簡単にいうと保険に加入しながら貯蓄できるという金融商品です。保険に加入しながら、貯蓄ができるなんて一石二鳥じゃん!と思いますよねー。(私は当時お金のリテラシー不足だったため、まんまと引っ掛かりました。)

はい、そこが落とし穴です。

確かに、払込期間満了後は、年利数%ずつ運用されるので貯蓄は徐々に増えていきます。では、実際に金融商品を購入(契約)した内容を基に、どのくらい増え続けていくのかグラフを使って説明していきます。
加入条件を、加入年齢:30歳、払い込み期間:20年、月々支払い:40.000円、為替103円で算出した資産は、50歳で約900万円・65歳で約13,00万円となります。(ドル建ては、為替の影響を受けるため、前後することは予めご了承ください。)保険に加入中は、元本よりも増えることはほぼありませんが、満期以降から返戻金が徐々に増加していきます。よって、大抵の人は、資産が増えているから嬉しいという気持ちになりますよね。
ですが、ここで気付かない人は、失敗の始まりです。その理由を説明します。
保険ではなく、他の金融商品(投資信託や海外ETFなど)に投資を行った場合、将来の資産はどのくらい増えているのでしょうか?では、実際に金融商品(投資信託や海外ETFなど)を購入・運用し、どのくらい増え続けていくのか計算しながら説明していきます。
金融商品の購入・運用条件は、投資開始年齢:30歳、投資期間:20年、月々の投資費用:40,000円で算出した資産は、50歳で約1,300万円・65歳で約2,900万円と保険商品よりも増えていることが判明しました。(算出した金額は、あくまでも参考値扱いのため予めご了承願います。)

上記をふまえ、保険と投資のどちらに重きを置くかは個人の考え方次第です。ここからは、私の考えになるので、悩まれている方はご参考までに見てください。
私も標記保険に加入している身ですが、来月あたりに解約します。保険と投資を切り分け、自分で資産をコントロールしていく道を目指します。人間欲深くなると、判断ミスするし、客観的に考えればわかることですよねー。私以外にも加入されている人がいましたら、保険の見直しを推奨します。そして、一緒にお金のリテラシーを高めていきましょう!!

日本人は失敗を恐れすぎている風潮がある。しかし、失敗せずに全てが成功するなんて不可能に近い。明るい未来のために、小さな失敗を経験しそして成功の階段を登っていきましょう!!(某投資家より)

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