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【2023年度版】2歳戦・重賞に必須 厩舎の仕上げ方の特徴リスト(栗東)

ダービーが終わると、競馬の1年も終わり。翌週から2歳新馬戦、続いて2歳未勝利戦が始まります。いずれも、トライアルや、来年のクラシックへの登竜門です。

【更新情報】6月1日 特徴リストの文字サイズを大きくし、見やすくしました。

  • [筆者紹介]マネードラゴン馬券塾は、未勝利・ダート・GⅠを中心に、8年間の研究を続け、ブログメルマガを発行しています。昨年度、ブログはのべ19万2000人、メルマガはのべ182人の方にご購読頂きました。また、G1予想は14勝を挙げました(レジまぐに買い目登録を実施)。

よく知られるように、各厩舎ごとに、競走馬の仕上げ方は全く異なります。新馬戦に合わせて仕上げる厩舎もあれば、使いつつ適性が定まった途端に、人気薄で激走を仕込む厩舎もあります。

さらに、時計を出す厩舎、時計を出さない厩舎、調教コース(よく使われるのはウッドチップコース、坂路も路盤はウッドチップです)が荒れてきたタイミングを好み、パワー型の馬を育てる厩舎などバラエティーに富んでいます。

例えば、2022年11月27日の阪神1R(ダ1800m)を例に取ってみます。筆者発行のメルマガ・マネードラゴン馬券塾が注目したのは、前走9着の2アントニオヒロキでした。

厩舎は北出厩舎。

上のデータから分かるように、ダート馬の育成は得意で、使いつつ適クラを見定めるタイプ。今回は1800mに距離を延ばしてきました。さらに、北出厩舎得意の、叩き3戦目(生産牧場や外厩から入厩させ、3走目)です。

下は、メルマガスタンドの「レジまぐ」に登録した印と買い目です。

結果は、2アントニオヒロキが快勝。単勝への4500円の投資が、5万1750円にふくれあがりました。回収率は実に、1150%に達しました。これが厩舎を見極める効果です。

このnoteでは、関西(栗東)所属で、活躍が目立つ60の厩舎の分析を掲載しています。

2023年5月13日 京都3Rでは、筆者発行のメルマガ・マネードラゴン馬券塾が注目した1頭が、8チアーズ(藤岡佑介)。専門紙では△がちらほらの伏兵でした。

それもそのはずで、芝・ダートを使い、今回芝という無節操さ。着順も微妙です。しかし、注目は杉山晴紀厩舎。調教・仕上げの特徴にご注目ください。

「番組選びが上手く、馬場まで考慮し、段取りを整えている」とあり、今回の芝→ダート→芝のローテーションは、無節操に使っている訳ではないことが分かります。

よく粘り3着に入りました。事前には7番人気が予想されていましたが、締め切り前に票が入り、オッズ低下が起き、単勝4番人気になっていました(複勝は5番人気)。

複勝は320円。

1点で購入したワイド8-12は740円を付けました。

上は、的中馬券です。写真は京都競馬場。関東在住の筆者が競馬場まで遠征したのは、ここ5年でわずか2回。決して何度も挑戦して得た馬券ではなく、厩舎情報が決め手になることを示します。

このnoteでは、関西(栗東)所属で、活躍が目立つ60の厩舎の分析を掲載しています。関東(美浦)所属厩舎は、筆者のブログで公開しています。

以下有償部分では、関西60厩舎のデータを公開しています。なお、こちらのnoteに限り、情報の流通のセーブのために、ご購入者様の数次第では、途中で公開を中止する可能性があります。

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