学校イベントに込めたメッセージ
前回のnoteでは製品メインの話をしたので、今回はイベントに込められたメッセージについてお話ししていきます。
「いやいや」情報共有をしてほしくなかった
今回のイベントの目的はひとつ。それは先生の中からわき出てくる情報共有への思いをそのまま形にしたいということでした。
もう少し踏み込んでいってしまえば「誰かに言われたからツールを入れる」ような状態は、あまり望ましくないということです。
なので今回ご参加いただいたみなさんには、グループワークがはじまる前に「ツールにまつわるWHYとHOW」として、このようなメッセージをお伝えしました。
(※忠実に再現しています)なんとなく紙を使っていると「働き方改革」っぽくないとか、だから書類をすべてオンライン化した方がいいんじゃないかとか、そういうHOWの部分だけを考えるとツールってものすごくしっくりこないわけです。
そういう「形」の話よりも大事なのは「紙だと履歴が探しにくい。紙だと情報が属人化してしまうから困ってる。だからオンライン化して共有できるようにしたい」そんな内側から出てくるWHYの部分だと考えています。むしろWHYがあったほうがしっくりくるHOWが考えられると、キントーンのユーザーさんを見ていて学びました。
ツールは誰かから言われたことをするために入れるととてもしんどいです。それがよくある「このツールをなんで使っているのかわからない」状態……。
だから、今回は先生の”中”から出てくる情報共有への思いをたくさん聞いてみたかったのです。
ただいきなり「あなたのWANTを聞かせほしい(•̀ω•́ )」と言われてむつかしいので、サイボウズで働いている私なりのWHYを聞いていただきました。
(※忠実に再現しています)私の解釈ですが、サイボウズにとってのWHYはかなりシンプルです。我々のミッションは「チームワーク溢れる社会をつくる」こと。情報共有をするのは、この会社の理念に「より早く近づける手段だから」だと思っています。理念達成のためには、情報共有を使ったチームワークが必要だったということです。
もう少し身近な話でいえば、私にとってのグループウェアは、とくに新人というポジションもあり、チームに助けてもらいながら、孤独じゃなく仕事ができることが、同じ仕事するでも「共有したいなあ」と思わせてくれます。
さて、それでは実際にイベントがどんな様子だったかをご紹介します。
あなたはだれと情報共有したいの?
短い時間で集中していただくためにまずは3テーマに分かれていただきました。
そこから「今はどんな情報共有をしているか?」「どうして困っているのか?」「いくつか悩みがある中でツールで解決したいものはどれか?」など、どんどんアウトプットしていただきました。
出てくる出てくる先生たちのWANT
いきなり理想の情報共有なんて言われてもあんまり出てこないかな……と不安がっていましたが杞憂でした。各チーム、たくさんポストイットに書き出していただきました。
言葉のアウトプットをキントーンでツールの形にします。サイボウズ社員を主導に、先生たちの声をどんどんツールに反映していきます。
実際の作品はこちらにまとめています。
最後は発表タイム
最後は4チームのキントーンアプリを紹介してもらいました。どのチームの作品にも「あーー!」「いいなあ…」という声が聞こえてきました。
やってみた感想は?
今回アジャイルにでも第一回目をやったことで、今後いろいろと展開しやすくなったなあという気がしています。
しばらくはこのイベントをできる限り続けることを目標にやっていきたいです。たくさんの先生たちの情報共有WANTが聞きたい!
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