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電音部を推し、電音部を広めたい

 いやあ、10月30,31日の電音部1st LIVE「MAKE WAVES」、楽しかったですね!!! 私は2日目現地参戦だったのですが、幸運にも良い席を引くことができ、全力で音を浴びることができました!!

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(画像はhttps://www.phileweb.com/news/d-av/202111/04/53984.html より)

 待って待って、知らん話だと思って帰らないでください。このnoteを読んだら何の話か分かるようになる上に、好きな音楽を見つけられる可能性が高い(効果には個人差があります)ので、ぜひぜひ流し読みをしていっていただけると非常に嬉しいです。

 というわけで、今ハマりにハマっている「電音部」というコンテンツをもっと人と共有したい!という趣旨の文章となります。

1.電音部って何?

 公式HPによれば「バンダイナムコエンターテインメントが贈るダンスミュージックをテーマにした音楽原作キャラクタープロジェクト」だそうです。カタカナが多い。ざっくり言えば、クラブ音楽やDJと地区バトルをくっつけたコンテンツです(ここでいう地区バトルとはヒプノ...的なやつです) 。現状の展開は、毎週新曲が出る音楽、無料で読めるノベル、コミカライズがあり、またライブやDJイベントが行われています。

世界観はこんな感じです。DJバトルするよ!!!!って言ってます。

電子音楽が世界のミュージックカルチャーの中心となった近未来。
とある技術革新は、新たな世界の創造と共にスーパースターを生み出した。
それこそが「DJ」一。
万人にとって身近なカルチャーとなった一方で、 抜きんでたトッププレイヤーたちは人々の憧憬の対象となり、 そして彼らのプレイ技術の研鑽は「STACK BATTLE」と呼ばれる競技型のショービジネスへと昇華された。
その文化は高校生にも浸透し、「電音部」と呼ばれる部活動の隆盛となって現れる。
若者たちの粗削りながら刹那の光を放つプレイもまた、人々を魅了するショーとして世界を熱狂させていく。
「自分の信じる音楽、そして仲間達こそがNo.1である。」
己の矜持を証明するため、青春の全てをかける少女達の物語。
                電音部公式サイト INTRODUCTION より

2.何がすごいの?

 何と言ってもメインコンテンツである音楽がとても良いです。現在40週連続リリースの真っ只中で、毎週気合の入った新曲を聴ける喜びといったら……
 有名なコンポーザーも多数参加しており、むしろコンポーザー側が攻めた挑戦をした曲を発表する場となっているように感じるほどです。ある人の言を借りれば、「最強コンポーザーのスマブラみたい」。ほぼ全ての曲名にProd.やfeat.表記でコンポーザーの名前が記されているのも特徴で、コンポーザーにも焦点をバチバチ当てていこうという電音部側の意識が見て取れます。

 曲のジャンルとしてはEDM、Future bass、garageなどが挙げられますが、枠にはまらない多種多様な曲たちがあり、ジャンルでくくるのは非常に難しいです。(挙げたジャンルが分かる人はもう絶対好きだと思うので全曲聞いてください)

 正直言うとどんな曲が刺さるかというのは結構人によるので、全部聞いて欲しいな!!!というのが本音なのですが、46曲(11/21時点)あるのでまあ聞けない量ではないしやっぱり全部聞いてほしいですね。spotifyやyoutubeでほぼ全曲聞くことができるので。

3.まずはこの3曲!!

 その中でも特にまず聞いて欲しい、電音部ファンの多くはここからハマったと言ってもあまり過言ではないはずの3曲を紹介します。(今後、全曲について語る文章を書く予定です)(がんばります)

1曲目は「Mani Mani (Prod. TAKU INOUE)」。(公式動画です)

 アイマス(ASやデレ)をかじったことがある人ならご存知であろう、御イノタク大先生(Pon de beach、99nights、radio happy、クレイジークレイジー等の作詞作曲)。そんなイノタク作曲の本曲は、電音部の楽曲の中ではかなり特異的にサックスという実在楽器(?)が主役を張っている曲です。特に、セカンドドロップ(3:13~)のサックスソロの響きはもう、こう、すごいです。官能的ってやつです。そんなジャズチックなサウンドの中に映えるのは、いかにも「青」といった東雲和音(CV:天音みほ)の歌声。かと思ったら3:05~の「落ちていこう ねえ」の可愛らしさでやられるとかなんとか。

2曲目は「Hyper Bass (feat. Yunomi)」。

 おそらくKawaii系の曲で一番有名であろう「インドア系ならトラックメイカー」の作曲者でもあるYunomi。そんなYunomi作曲の本曲は、1音目から治安の悪さが浮き彫りになるベースの攻勢。そこから入ってくるのは「かわいい」の権化みたいな水上雛(CV:大森日雅)の声。それもそのはず、この曲はハラジュクエリアの曲であり、原宿は「かわいい」の街。つまりはそういうことです。そんなハラジュクエリアの曲は、特にソロ曲はかわいい色が強い曲が多いのですが、このHyper Bassや直近に出たDistotionはハラジュクエリアのテーマである「二面性」を特に感じる曲になっています。また、歌詞も謎解きチックな内容となっており、好きな人はぜひ「ときあかし」てください!!

3曲目は「いただきバベル (Prod. ケンモチヒデフミ)」

 筆者の推しである黒鉄たま(CV:秋奈)の曲であり、何を隠そうこの曲から電音部の虜になったとかなんとか。コンポーザーのケンモチヒデフミは水曜日のカンパネラというユニットの作曲を担当しており、また最近だとfemme fataleの「鼓動」などの作曲も手掛けています。またCVの秋奈はプロセカの小豆沢こはね役と言ったら分かる方もいるでしょうか。そんな2人が出会ったこの曲は、アザブエリアの特徴である上品さに銃声や掛け声等の「悪さ」や強制的に頭を振らせにくる縦乗りが包まれ、さらに黒鉄たまというキャラクターによる俗らしさのある歌詞、それら全てを上書きしうるほどの唯一無二の歌声、どこを取っても最高なのに全部乗せしたらこうなるというお手本です。また別の回でもこの曲は語ると思うのですが、何と言っても「飛び跳ねrrrrろ!」の巻き舌すごくないですか?こんなに可愛いのにこんなに強いことってあるんですか、ありましたね。あと1:48からの語尾を上げるところとか「アタシ」の言い方とかが良いと言う話はまたどこかで絶対します。

4.最後に

 上記の3曲が気に入った方、もうあなたは電音部ファンです。spotifyで全曲聞いてもいいし、定期的に記事に書くであろうおすすめ曲達を順番に聞いて行ってもいいです。電音部ってコンテンツがあってイケイケであることを覚えていってください。ハマったら声をかけてください、一緒に語ったりライブ行ったりしましょう。
 3曲があんまりはまらなかった方、電音部はまだまだ多様な曲を取り揃えているので、もし気が向いたらまた筆者の記事を覗きに来たり、spotifyで聞くものがない時に聞いたりしていただけると非常に嬉しいです。音楽に関して新たな扉を開けられることは間違い無いです、保証します。(あとGigaとか健屋花那とかいう名前に見覚えがある方は耳寄りな話があります、CHAMPION GIRLを聞いてください)

↓spotifyには公式全曲プレイリストがあり、偉い。

 また、ここでは話せませんでしたが、ストーリーはアソビストアbooksで電子書籍が無料で読めるので、気になった方は入手だけでもしておくと良いです。読んでから歌詞を見るとより深い感情になることができます。

5.あとがき

 ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました。初めて曲を聞いてくれた方、ほんっっっっとうにありがとうございます。長々と書いてしまいましたが、電音部ってコンテンツがあって楽しいよ!!!同志が一人でも増えたらすごく嬉しい!!!!という感じです。続編も書く(はず)なので良ければそちらもぜひ。

電音部公式HP: https://denonbu.jp
電音部公式twitter: https://twitter.com/denonbu

筆:もねしぐ( https://twitter.com/monesigu )

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