お月様の願い
11月の空はとても悲しい顔をしていた
青い地球が泣いているからだろう
小さな子供が殺された
優しい顔の老人がうつむく
母親は絶望の地獄を味わった
そこは宗教と宗教が獣と化した地獄の地
いたずらに一番弱い人々が殺されていく
スーダン
内戦が続く限り 何も変わらない
そこには真のリーダーはいない 生命を軽んじるものに宗教を語る資格などない
争いたいものだけが狭い檻の中で争えばいい 彼らの心はすでに人間という理性を失っている狂乱者だ 怒りだけの獣だ
平和を望む人々を受け入れる国があったならそこはすでにあの世ではないこの現実社会の天国なのだろうと思う
現実社会の天国をつくりたい