「推しの子」

連載中のマンガ 

物語のスタートは文字通り、推しのアイドルがいる主人公
モニター越しに推しのアイドルを見ている、文字通り「推しの子」

そしてストーリーが進むと主人公はあっけなく死ぬ

そんな主人公がなぜか推しのアイドルの子どもとして転生する

そう、さらに文字通り「推しの子」

ちなみにストーリーが進むと、「推しの子」には別の意味も持ち始める、タイトルが意味深なのは魅力的だと思う

「転生もの」「アイドルもの」はまったく興味はなかったんだけど、展開がおもしろくて気になるから
ぐいぐいひきこまれた

ここからはネタバレ
読みたくない人は飛ばしてほしい




    







1話から今後の流れを示唆する展開がでてる
ということは練り込まれたストーリーなのは想像できる

1巻の終わりで「ここで終わるかー」って展開で
2巻からがらっと変わる

ミステリの内容を含んで、少し話が重くなるかと思ったら、若者たちの青春群像になる

熱意や若さ、脆さが描かれて単なるストーリー展開だけで魅せる話ではなく、キャラクターの造形も作り込まれた内容になる

そして冒頭でも述べたけど「推しの子」ということばが違う意味を持たせられる
そのシーンはタイトルに新たな意味を加えるだけではなく、あるキャラクターの最大限の魅力を引き出してる

キャラクターが魅力的に描かれていることもあるけど、それは構成力がすごいと思う

マンガって絵があるからアーティスティックに感じられるけど、このマンガは「こうしたらキャラクターが魅力的なはずだ」とストーリー構成で魅せてると思う

絵柄、ストーリーの出だしだけで判断することなく、多くの人にみてほしい!

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