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映像送信型性風俗特殊営業 申請方法 ~FC2コンテンツマーケットの場合~

皆様こんにちわ。記事を閲覧頂きありがとうございます。

私は個人でアダルトコンテンツの制作から販売まで手掛けている者です。

皆様も個人で制作されたと思われるアダルト動画を一度はご覧になったことがるのではないでしょうか?(いわゆる”個人撮影”ってジャンルの動画です)

出会い系物、素人物、盗撮物、個撮物・・・


中には本物の流出物もあるかもしれませんが、多くの映像はAV会社等の企業に属さない個人で制作されている作品になります。

「え・・・、なんでこんな若くて美人な子が・・・」っていう作品も多いですよね。

最近では出演される女性の質も上がっており、美人さんや可愛い子達の作品も最近多く見受けられます。

一因としては、コロナによる不況からの失業や就職難に陥る女性が増加し、生活の為、より高額の収入を求め、自らの若さや美貌を売りに短時間(2~3時間)で高収入な”個人撮影の出演”に着目された方が増えてきたからだと考えております。

個人撮影における1回あたりの出演料は内容にもよりますが、5万円前後、モデルによっては10万以上の高額収入になります!

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ですので、高額収入を求めるモデル=美人・アイドル級に可愛い女性の出演が多くなっている、という訳です。

では実際に撮影された映像はどのように扱われるのか。

個人の趣味で撮影される方も多くいらっしゃいますが、多くはアダルト系も取り扱えるダウンロードコンテンツサイトで販売されています。

しかし、皆様がご覧になった個人撮影物、素人動画物の多くは実際に販売されている作品が多くございます販売サイトですと、           例えば「FC2コンテンツマーケット」が代表的ですね。

1作品あたりの値段も内容によって様々ですが、1本数千円~万円、とか高額の作品もありますね。

どれくらい売れているのかは正確には判断できませんが、動画のレビュー数をみると1本数千円の動画で100以上のレビューがある動画もあり、おそらく売上は1本10万円の売上げ、それ以上の動画も多くあります。

全ての動画が大きい売上げをあげている動画や、大手の個人撮影製作者やサークルのように売れるには、出演モデルの質や企画力、撮影技術も必要になります。何より、「視聴者がこのモデルや企画対し、何を望むのか」というニーズを的確に捉えた作品が、世に評価されるのだと思います。

これはどの業界においても同じですね。

さて、前置きが長くなりました。

これから個人でアダルト動画を作成し、販売する上でとても重要な事をお話しします。

アダルト動画を販売することは違法です。但し”無許可”では。

なぜならアダルト動画の販売は”性風俗業”にあたるからです。無許可でアダルト動画を販売することは、なんの許可も得ずそこら辺のテナントビルの一室で性サービス業を営むのと同義です。そして警察の目にかかれば捕まります。

現在FC2コンテンツマーケットでは個人撮影の動画ちゃんねるも100を超えている状況ではありますが、無許可で販売していた場合、取締が強化されるようなことがあれば、逮捕者が続出することも想定されます。

なので、”許可”をとってからアダルト動画の販売を行う必要があります。

「そんな許可あるの?」とお思いの方もいらっしゃるとと思いますが、アダルト動画の販売はれっきとした風俗業にあたりますので、風営法に基づく申請を行い、正式に得られれば販売しても罰せられることはありません。

では、「アダルトコンテンツ、動画の販売」というのはどのような風俗業にあたるのでしょうか。

正式名称では「映像送信型性風俗特殊営業」という風俗業にあたります。参考に警視庁の内容を御覧ください。

警視庁HPより参照:映像送信型性風俗特殊営業
インターネット等利用のアダルト画像送信営業
<定義>
専ら、性的好奇心をそそるため性的な行為を表す場面又は衣服を脱いだ人の姿態の映像を見せる営業で、電気通信設備を用いてその客に当該映像を伝達することにより営むもの

参考リンク:性風営業(東京都)

参考リンク:風俗営業等業種一覧

ご丁寧に申請の様式も掲載されてますね。

届け出の様式まで確認された、閲覧者の方。             「簡単に申請できるじゃん。なんで無許可で販売なんてしてんの?」って思われた方もいらっしゃると思います。

ところが、簡単じゃないんです。申請用紙自体は各都道府県の警察署HPなどで簡単に入手できますが、それ以外にも必要な書類が山ほどあります。それはオフィシャルな展開がまったくされていません。

申請内容の記載も結構複雑で、法令関係に疎い方はかなりの確率で躓と思います。そんな方のためにいらっしゃるのが、「行政書士」ですが依頼料は、1コンテンツ5万円以上になります。

この映像送信型性風俗特殊営業の営業届出は1コンテンツあたりに1申請が必要なので、もし3コンテンツ登録を依頼すると15万円。かなりの高額になります。

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私も行政書士に依頼をするか悩みました。しかし、コンテンツを増やしたり、届け出内容の変更等をするたびに行政書士への依頼料が発生することを考えた時、ひとまず自分一人で申請を行う事を決めました。

映像送信型性風俗特殊営業届け出方法について関連したようなサイトを何十も閲覧し、申請書の中身も何度も見返したり、その度に不明な点がでてきたり・・・

2ヶ月をかけ、やっと申請することが出来き、それも一発で許可を得ることが出来ました。

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掛かった費用は、届け出自体に1コンテンツ3,200円(支払い必須)+必要書類の手配で数百円だったので、諸々で4,000円くらいでしたでしょうか。申請書作成におけるノウハウもついたので今後も販売コンテンツを追加する事ができます。

申請を出したのは「FC2コンテンツマーケット」、「Pronhub」の2社になります。「Pornhub」もアップロードしたコンテンツをyoutubeのように収益化出来るようになり、アップされる方多いですが、これも収益が発生する以上風俗業にあたりますので、申請が必要です。

今回は実際にFC2アダルトコンテンツで許可を得られたケースを元に、必要な書類等や必要項目の記載方法を詳細に説明致します。

これからアダルコンテンツの制作、販売を考えている方、是非ご購読頂ければと存じます。

※以下からの記事は私が実際に申請し、許可を得た内容です。基本的な必要事項は記載しておりますが、記載箇所の内容は各届け出機関で異なる場合がございますので、届け先の担当者とご相談ください。

ここからは有料記事です


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