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" HOSSY " PROJECT PRESS RELEASE

島国日本。 私たちの国は海からたくさん資源をいただき発展してきた国です。海からの恵みを受け発展してきた島国日本から海の環境問題解決にむけ真剣に取り組み、世界にむけ具体的な行動を発信していく使命があると考えています。

そこからはじまる我々のスタートアッププロジェクト
そう思いたったいくつかの理由があります

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2019 COP25の会議で日本が環境後進国であることが世界に知れ渡ってしまいました。温室効果ガスの削減に対して世界からHOWを突きつけられたのです。日本はいま、世界に具体的な行動を示さねばなりません。それは海の環境問題も同じだと私たちは考えました。そして昨年より様々なメディアで取り上げられるようになってきた「SDGs(持続可能な開発目標)17の目標&169ターゲット」がようやく浸透しつつあります。SDGsは、普遍的な目標として「誰も置き去りにしない」という約束を掲げているとおり私たち一人ひとりにも、できることは数多くあります。これからの子供達に引き継いでいくためには、SDGsを特別なものとしてではなく「自分ごと」として捉えそれぞれの活動及び地域への貢献、生活の中に浸透させていくことが重要と考えます。

そもそも干物をピックアップした理由
我々日本(倭人)は狩猟民族であった


魏志倭人伝に記載されている倭人のくだりがあります。「山裾や海浜にそうて住んでいる。草木が繁り、道を行くのに前の人は見えない位である。人々は魚や鰒を捕まえるのが得意で、海中に深浅となり潜り、これらを取って業としている、、、」山海の恵みをいただき暮らしてきた祖先。縄文時代後期より農耕が根付き定住することでその土地土地の文化風習、そして独自の食文化が発展し今日に至ります。

※魏志倭人伝(ぎしわじんでん)は中国の歴史書『三国志』中の「魏書」第30巻烏丸鮮卑東夷伝倭人条の略称。当時、日本列島にいた民族・住民の倭人(日本人)の習俗や地理などについて書かれている。  出典:Wikipedia

くさや丸形レッテル-金

日本独特の食文化。優れた保存食でもある干物。日本古来から伝えられてきた大切な食文化でありすばらしい財産。そしていま、漁業従事者は海の環境の変化を日々感じています

現代に目を移せば昔ほど魚は取れなくなり、過去とは比べもにならないくらいの大きな台風が何度も繰り返しやってきて、その度海岸は侵食されライフラインは壊滅的打撃を受けています。また海を見渡せば海岸にはおびただしい海洋ゴミが毎日のように打ち寄せられ深刻さが年々増し、そしてそれは海の中も同様です。目に見えないマイクロプラスティックの汚染が日々忍び寄り、基幹産業である漁業/干物製品の安心安全をも脅かしかねない状況です。今回、そんな我々だからこそ気が付く、自分ごととして捉えることができたのです。海に囲まれた環境に置かれている私たちだからこそ今回のプロジェクト立ち上げ、島民に賛同いただき共鳴しあうことができました。「海の環境を守る」「プラごみをなくす」「化石燃料にたよらない」言葉では発するのは簡単ですが頭で理解はできてもどう行動したら良いかわからない。だからこそこのプロジェクトは彼らが作る干物に、そしてその干物に模した洗濯バサミにメッセージを込め、島のひとたちで小さなこと、しかし小さなことだからこそ島のひとたちで行動を起こし、世界に向けコミットします。そして東京の島々にこの取り組みを広げ、東京の島々から海の環境問題解決に向け発信していきたいと考えています。
日本の伝統的な食文化である ”干物” は海からの恵みがあってこそ綿々と続く代表的な伝統食のうちの一つです。海にたいし、いまこそ恩返しをする時と我々は立ち上がろうと考えました。この取り組みは小さな一歩かもしれません。しかし我々は行動することを選択します。

魚を開く4

写真提供:新島水産加工業協同組合

2021年春、東京の島 新島から
島内全家庭のプラスティック洗濯バサミを交換し
干物型アルミ製洗濯バサミ”HOSSY" を導入いたします。
新島を皮切りに東京諸島の全11島へ。
そしてこのアクションを日本の島々へ広めてゆきます。
子供時代からの日本の食文化への理解と”干物” 愛を高め
ユニークな取り組みで環境問題解決に向け
まず【新しいでつながる島】新島からスタートします。

海と生きるまち。海の環境問題に
正面から取り組む東京都の島々

2021年3月25日 この取り組みを発表いたします。

新島水産加工業協同組合
新島村商工会
東京都宝島事業
MONDIAL株式会社
株式会社サニーサイドアップ

東京都新島村

see you next,,


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