女の闘いが明けて

ふと記事を書きたくなった。

その理由がとても単純なもので、僕は普段音楽制作をしていてその制作したものをDAWというソフト(制作するソフトね)で聴いてるものと書き出した物では少し聞こえ方が違うので必ず書き出して自分のiPhoneでいつもの環境でリスナーとして聴いてチェックをしています。
この曲のテーマは2部作で桜花と秋華でまさに牝馬クラシック。
桜花の方は出来てるので秋華の最終チェック中。
聴いては他の曲と比較したりと地道な作業は反復練習する調教のようなものなのではないでしょうか?(投稿は7月予定なので良かったら聴いて下さい)

先日はヴィクトリアマイルでした。
色々な想いがあると思う。
皆の願いはファンの多いソダシの勝利だったのかなって思う。
だって昼からパドックで地蔵してたけど、その時点で4列は埋まっていたから。
G1だけどその中でも凄い人だった。
いつもよりも遥かに人が多い。

僕はこのヴィクトリアマイルは凄くいいレースだったと思う。
レース直前の大雨、そして色々な想いが交錯したレース。
不利があったと思うけど、それでもいいレースだった。
ソングラインが完璧だった。

しかし、僕が一番印象的だったのは8Rだった。

なんて好きな厩務員さんなんだろうと思った。

他の厩務員さんがおしゃれをしてないとかではないが、目を引くように着飾った姿。

お世話をする競走馬と向かうレースは例え重賞、メインでなくてもしっかり晴れ舞台として送り出してるのかなと感じた。
そんな厩務員さんに寄り添われてきっとこの子は幸せだろうなと思った。

そこに色々な想いが浮かんだ。
ずっと胸に秘めていた気持ち。

思い出さないようにしてたけど、この競走馬と厩務員さんを見て、愛を感じてしまって僕の中での想いは溢れてしまった。

ラスールにもこの日の舞台に立って欲しかったな。
そしてもしも舞台に立って居たら厩務員さん、調教師さんはどんな格好だったんだろうな。

そして僕はどんな服装でレースを見に行くべきかなとも考えた。

良く言うファンはアーティストの鏡という。
競走馬はアーティストではないが応援する僕らが、その馬のファンとして誇るべき行動を心がけなくてはいけない。
そう思うと日々の競馬場での身の振り方、SNSなども考えるべきなのかなと。

彼女は1年以上怪我で休んでいるし、復帰の目途が立って居ない。
僕はノーザンファーム空港に千羽鶴を送りました。
時間は途方もなく掛かりました。
だけど、彼女の為に出来ることはこんな事しかなかった。

しかし、送った直後から怪我の状態も坂路登板も時計も出すようになった。
彼女は勿論、スタッフさんも頑張ってくれたと思う。
もしかしたら僕のしつこさに神様が飽きれたのかも知れない。

自分はラスールの1番のファンでなくていいと思ってる。
他にも沢山ファンの方はいるし、そんなファンの方とマウント合戦をしたくない。
そんな事よりもレースに無事に出走して完走して、そして抱き合って喜びを分かち合いたい。
自分の中で彼女が1番の存在であればそれでいい。

来年のこの舞台、どうか主役として立てますように。

そして祝福を受けられますように。

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