高校生と街について話してきたよって話
こんにちは!奥田です。
この前、地元の緑ヶ丘高校で「まち・ひとワークショップ」というものがありました。何やら街で活躍している人を高校生が取材するんですって!その時のお話が色々面白かったので、noteに書いておこうかなーと思います。
・高校生ってなに考えてるの?
まずZ世代の方と話す機会がほとんど無いので、自分の話を本当に興味があるのか疑問でした。正直めっちゃ怖かったぞ!これは話したことですが僕は高校の頃は「学校祭で何したら面白くなるかなー?」っていうのと「彼女できないかなー?」っていうことしか考えていませんでした。
なので街のことなんてどうでもよかったし、興味なんて微塵もなかったんです。だから「高校生がおっさんの話聞いてくれるんかな?」って思ってたんですよね。
事前の説明では「今回の学年はいつもに比べて静かな雰囲気なんです。思いはちゃんとあるんですけど…」って言われて余計に緊張しましたよねw この時点で衣姿で行く心が挫けたのは内緒。とりあえず引かれない程度に投げて一人にでも刺さればいいやくらいに割り切って話に行きました。
・何を話したか
割と余裕なかったので全然質問覚えていないんですが、色々聞かれたなーっていうのは覚えています。思い出した質問はこんな感じ。
「お寺ってどんなご利益ありますか?」
「なんでDJしようと思ったんですか?」
「ミュージック寺スではどんなことをしたんですか?」
「結婚していますか??」
色々聞いてくれたんだけど、みんな質問終わったらさらっと流れてたのが寂しかったかな。「もっと掘り下げてええんやで!」ってなってたけど、多分私の話が面白くなかったんだろうなと反省しました。秒で。
でも逆に「今伊達に住んでいて楽しい?」って質問した時はすごく面白かったです。誰も上げへん(笑)でも僕もそうだったし、不思議でもなかったです。むしろ自分の予想どおりでなんか安心しましたし「もっと面白いことしなきゃなー」って思いました。
・あなたにとって地域とは
僕が聞かれて一番ドキッとした&一番生徒がポカンとした質問がこれ。
「あなたにとって地域とは」
皆さんならなんて答えますか?僕はこう答えました。
今、住んでいる所
みんなポカン?だった。爆笑。でも何だろう?これ僕は以上も以下もないと思っています。もちろん伊達は大好きです。でも伊達以外でも魅力的な所もあります。もっと言えば伊達は好きだけど、伊達だけで考えても未来はないし、他の場所も好きにならないと未来は楽しくならないと思っています。
どこでも愉快に楽しく生きている人が最強だし、見ていて楽しそうなんです。街はその手段でしかないので、地域で言われたら僕はそういう答えになるんです。自分でも整理しきれていないけど。
・街の構造として
街の構造として1つ言えるのは魅力がない街は人が減って魅力がある街には人が来る構造はどこに行っても変わらないんです。魅力って言っても様々ですよ?住みやすい、遊ぶ所が多い、仕事する所が多い、自然が綺麗、本当に様々だし人によって刺さる部分が違います。だからこそ街にもビジョンとコンセプトが大事だし「もっとこういう街にしたいよね!」っていう声が大事だと思っています。そもそも伊達は大好きだけど、変な強制力で街にいて!とも思わないし、好きな所に住んだらええやんって思っている。だからこそシンプルに魅力的だなぁと思って住んでほしいと思っています。だってみんないい所だよって勧められる所に住みたいじゃないですか、シンプルに。
文句や声は資源だし、その1つ1つが力となって街を変えると思っています。自分で動けるなら、そんな最高なことはありません。
僕も「伊達は何も無いよね」って言われてた所に帰らないと”いけない”のが本当に悔しかった。でも動けば変わるよ。動けているから今、本当に楽しい。楽しくなったのは、動かないと楽しくならないのが分かったから。本当に動いてほしい。どうしたらいいのか分からなかったら、この前いた講師の方々を頼って欲しい。あの方々はみんな動ける人です。高校生にはぜひこれからも関わって欲しいです。
ふむ。語りすぎました。
それではまた!