土曜日の柔整理論+α【脱臼の解説】
こんにちは。土曜日担当の「関根」です。本日もよろしくお願い致します
今回はタイトル通り脱臼について触れていきます
現場で経験
私が育成年代のトレーナーを通じて経験した脱臼は
「肘の側方脱臼」「第5指PIP側方脱臼」
この世代で脱臼をするのは非常に稀なケースです
受傷機転等はまた後日、記載していきたいと思います
それでは本題に入っていきましょう
脱臼の問題の内訳
脱臼の固有症状が最頻出の項目になっています
まずは動画をみていきましょう
脱臼の固有症状をイメージしたところで
問題に触れていきましょう
脱臼を疑わせる所見で誤っているのはどれか
1、弾発性抵抗を認める 2、関節軸が変化する
3、関節血腫が著明である
4、関節窩部に陥凹を触知する
【過去問/第26回】PM
解答、3
一般外傷症状と固有症状をしっかりと区別出来ているかを問われています
問題解説とともに改めて固有症状を振り返っていきましょう!!!
問題解説①
赤線は関節軸の変化を示し、青○は弾発性固定を示しました。また脱臼肢の長さの変化も動画より左右で比べた方がイメージがわきやすいでしょうか?
よって設問の1、2は○となります
オレンジの○は関節の空虚、骨頭の位置異常を示しました。このように骨頭の位置にズレが生じると脱臼関節自体の変形も起こるのもイメージがわきやすいかと思います。またこのようなズレを生じる事で関節窩部を触知することが出来る
よって設問4は○となる
3は一般外傷症状として疼痛、腫脹・関節血腫、機能障害があげられます。よって設問3は脱臼固有症状ではなく一般外傷症状のため × となる
もう1問行きます!!!
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