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これはジャンプラで読める箇所しか読んでないにわかが映画『ルックバック』を見て最高!!と思えなかった人だけでコソコソ感想を共有しようって記事です。
俺のルックバックの感想を読む前に非常に大事な、非常~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~に大事なゾーニングをしましょう。。。。。
この記事は端的に書くと『ジャンプラで読める範囲のルックバックしか見てないにわかが映画を見て思ってたのと違った~~~~~~~』と言ってるだけの記事です。
ルックバック最高!!!!!と思っている方は読まないでくださいほんとになんか、あえて否定することで注目させるとかそういうのじゃなくて、本当に読む必要が無いからそう書いてるだけです。
事の発端はツイッターで、ルックバックの映画、めちゃくちゃ大好評です!!!!!みたいな記事を読んだことになります。
で、そこからジャンプラで読める箇所を読んだんですよ。
めっっっっっっtぅxちっっつtxtxxtっっっっちゃ良い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!って思いまして、行くしかないやん映画館!!!!!!!!!ということで、見に行ってきました。
で、、、、、、まぁ正直に書くと僕はプラスとは言えない感想を抱いたんですよね。
さらに言うともちろん見に行く友達もいないんで感想を共有できてない訳です。
それでツイッターで映画の感想を見てみたんすよ。
そしたら見た感じほぼみんなが大絶賛してるっぽいんすよ。
で、分かって頂きたいのは、そこに対して文句が言いたい訳じゃないんです
俺の抱いた感想と世間の感想が全然違う!!みんなが間違ってる!!!!くぁwせdrftgyふじこlp!!!!!!!!!!!ってことを言いたいんじゃないんですよこの記事は むしろ逆です。
映画なんて見た後にプラスの感想持った方が絶対良いです。これは絶対にそうです。いや誰が何と言おうとと俺は絶対そう思います。
だって当たり前でしょ!!!!!!!!!!!!!時間とお金使って映画見に行った選択をした時点で楽しんだもの勝ちに決まってます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!プラスの感情を抱いた皆さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!あなたたちが優勝です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!俺の負け!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それは絶対そうなんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも、とはいえ、、、、とはいえですよ・・・
全く自分と似たような感想を持った人間を認識できないのもそれはそれで寂しいんすよ。。。。。。
世の中でこの映画楽しめなかったの俺だけ??????
ネタにもならない(この映画楽しめなかった俺って異端?)状態な訳で、、、、、、
いや~~~~~~~~~でもさぁ、、、、
インターネットくらいルックバックを最高と思えなかったマイノリティに優しい場所があっても良くない??????そういう感想を抱いた人間同士で共感できる場所があっても良くない???ということで、
いるかもしれない自分と同じような状況の人間と、何より自分のために自分の抱いた感想を書いたというわけです。利己的な人間なので。。。。
というわけでここからは『ルックバック』を見た素直な感想を書いていきます。
しつこいようですが、映画『ルックバック』最高だった!と思った人は読まないでね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人のマイナスよりの意見を見たせいで好きだったものが嫌いになったなんて一番最悪なことですから。。。。。。。頼むよホント!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
というわけでゾーニング終わり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!書くよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここから感想パートです
最初めっちゃ良かったね!??!?!?!??!?!
いやごめん、アンチコメント的なものを期待してたであろう矢先にこれなんだけど、、、、、素直に思ったことを書きたいから・・・ジャンプラで読める範囲は本当に最高だと思ったから映画館に行ったわけで・・・
俺が合わなかったのは後半なのよ・・・
で、序盤の感想。
小学生の藤野が作った漫画の荒々しさを漫画そのままの表現と分かりやすく大袈裟な音で表現してて、(京本は藤野の漫画を読んだ時、このくらいのめりこんで熱中して読んだんだろうなぁ)って思えるんすよね
他にも京本の絵を見たみんなのリアクションと藤野の捉え方が嫌にリアルなのも映像化されたからこその良いところだと思いました。となりの男の子の悪意のない発言が、どうしても藤野の中では脚色されて、マイナスの印象を強く受けちゃうところとか、誰も自分を非難してるわけじゃないのに、暗に自分を否定されてる気がする気持ちとか、痛いほど伝わってきました。
そこから絵に打ち込むところも、心が折れる瞬間も、折れた後の世界も充実してるように見える所も良かったと思います。
でも、急に悪口書くけど絵に打ち込んでる最中のBGMが壮大すぎて、製作側に(ここ努力シーンですよ~~~!!!感動ポイントですよ~~~!!!)って言われてるみたいで正直違和感は感じました。
なんか、現象に対してBGMが強すぎるというか、押しつけがましい印象があって、、、、
ただ、これはその後の藤野と京本が会って、別れた後の藤野の喜びようを見てまた同じ(BGM壮大すぎん?)と思った際に印象は変わりました。
小学生なんだから他者の一言で世界がひっくり返ったくらいの壮大なBGMが流れてもよくない???意図的にBGMを壮大にすることで、小学生の”たった一人の応援で世界がひっくり返るくらいに嬉しく感じる心情”を伝えてるってことなのかと
なんか、大人になって一つの物事に対して感情の抑揚を無意識の内に抑えてたのかな、と感じました。ここまではなんやかんや全然良かったし、この気づきは今でもルックバック見て良かったと思ってます。
で乾燥に戻ります。
二人でどんどん漫画を作っていく彼女たち。
ここから初見なわけで、どういうストーリーになるんだろうと期待に胸ふくらませてました。
藤野と京本が幸せな時間を過ごし、連載が決まり、道が分かれ、藤野はNo.1を取り、あの事件が起こります。
ぶっちゃけ藤野が週刊連載決定して、No.1まで上り詰めた時にそれまでがリアリティある描写が多かった分、(そんなトントン拍子に進む!??!?)とかも思いはしました。
でもそれは全然理解できる範疇で。
藤野の才能は本当に普通の小学生の範疇を超えていたとか、京本と一緒に漫画を描いたことで相乗的に二人のスキルが上がっていったとか、そういう理由は十分に考えられますからね。
でも、ここから問題のシーンに入ります。
あの事件の後、藤野が京本の部屋まで行き、ある考えを声に出します。
「私のせいじゃん。」
いやそんな訳なくない!!??!?!??!?!?!??!!
いや、小学生とか中学生がそう感じるならまだ分かるよ????
でももう大学生の年齢でしょ????
最悪の不幸の原因を自分って、いや~~~~~~~そりゃあ一因は確かにあるかもしれないけど、そんなに世界に干渉できるほど一人の人間って力持ってなくないですか???
で、当時の藤野はそこまで飛躍した論理を落とし込めるほどに、精神が成熟してない訳でもなくない???
で、結構なモヤモヤが頭の中を駆けずり回る中、そこから世界線が分岐して、映画はもし藤野が京本と会わなかったらの世界線の話になります。
マジで?????????????
いやいやいやいやいやいやいやいや・・・・・・
ここまでリアルな感じで描写してたのに、そこで分岐する????????しかもお互いの世界に紙で干渉しちゃうの???????
自分はその現実世界とかけ離れた展開についていけませんでした。
で、こういう感想を抱くとよく言われるのが、「漫画にリアリティ求めてるとか、人生つまらなさそう(笑)」とかなんすけど。
そんなことねーーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや、一回落ち着いて話を聞いてほしいんです。
漫画の世界でも、漫画の中ではその世界がリアルに存在してるわけじゃないですか。ドラえもんの世界にはひみつ道具があって、サザエさんの世界ではサブちゃんは一生浪人生なわけですよ。それがその漫画の世界の常識な訳です。
それがおかしい!って言ってるんじゃなくて、
”途中までルックバックはリアルな世界を描いていて、
だからこそ人の抱く喜びとか無力感をダイレクトに感じることができたのに、
いきなりIFの世界と繋がったり、飛躍した自己責任感を抱く展開は、
それまで描いていた世界観と違い過ぎるから、自分は上手く呑み込めない”
って話なんすよ。
それが物語として良い悪いの話をしたいんじゃなくて、自分の感覚では許容できなかった、という話です。
で、この感情は全人類に認められるべき!って意見でもなくて、そういう意見を抱いた人間は確かにいますよってことを、同じ気持ちを持った人がいたら、このどうしようもないマイナスの気持ちが和らぐんじゃないかと思って、この記事を書いたわけですよ。
ただ藤野が納得した理由として考えられるのは、
”本当にどうしようもない災害のような現象にぶち当たった時、
理由を探してしまって、
その理由付けに論理的な筋が通っていなかったとしても、
当人の中で納得してしまう”ってことは
もしかしたらあるのかもしれません。
それにしても、二人が会えなかった世界線から漫画が届くっていうのは納得できなかったですね。。。。。
その違和感のせいでそこからは上手く話を飲み込めず、頭が?でいっぱいのままEDになりました。
なので最終的に(これで終わるの??????)な感想でスクリーンから離れました。。。
大絶賛派の方から、「この名作を楽しめないなんて人生損してる」とか言われてもまぁそれはそうとは思うんですが、だからって自分の感想を曲げる義理はないので・・・。
だって誰かの感想にケチつける権利なんて誰にも無いですからね これは絶対そうなんで
確かにプラスの意見はファンにとって耳触りが良くて、マイナスの意見はファンにとってノイズでしかないのは分かるんですけど、だからといってマイナスの意見が間違ってる訳じゃないと思うんですよ。
プラスの意見もマイナスの意見も所詮は一つの意見でしかなくて、そこにどんな価値を見出すのかは人の主観ですから。
同じ意見であれば価値があって、違う意見には価値がないなんてものは絶対に暴論です。それは当人の中だけの価値基準です。他人に共有できるものでは無いと思います。
だから逆に自分も他の方が仰っているように「ルックバックは名作だ!」って感想に対して間違ってるなんて絶対思わないですし、正直羨ましさすらあります。
だって最初にも言ったけど楽しんだ方が絶対良いんだから。
なんで時間とお金を使ってモヤってんだ自分…ってなってますから。
まぁでも、みんなが素晴らしい!最高!って言ってる映画に対して自分が違う感想を抱いても、その意見が間違ってるわけじゃないし、
それも一つの感想として尊重されるべきだとは思います。
※(わざわざみんなが絶賛してる中で俺は全然名作じゃないと思った!!!!って声を上げるのはマナー違反だと思いますが)
だからこそ、こういうインターネットのすみっこでひそひそ「みんな大絶賛してるけど、実は俺はここ納得できなかったんだよね~」とか「わかる、みんな最高って言ってるから言い出せなかったわ」みたいな、そういう場があるのは許していただけませんかね、ってそういう話です。
ながながとお付き合いいただきありがとうございました。
今度は俺が大絶賛してる記事でお会いしたいですね。
それでは。
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