7th大阪 Glowing Rock!感想 ① (Nocturneまで)

2019年9月3,4日に行われたComical Pops!、11月9,10日に行われたFanky Dancing!から繋がれたバトンが、ゴールにたどり着く。

正直な話、そのことに恐怖を覚えていました。始まりがあって終わりがある。至極当然のことなんだけど、だからといって辛くないなんてことは全く無くて。

7thライブが終わってしまったらどうすれば良いのかと漠然とした、どれだけ振り払っても消えない靄のようなそんな不安と、目前に迫ったライブへの高揚感を抱えつつ大阪へ。


開始の時間が近づくにつれて、ライブがすぐそこにある高揚感は留まることを知らなくて。期待ごと体も大きくなっていくような感覚と、それでも消えてくれない一抹の不安を引き摺りながら開始の時間を待ちました。


もうあと5分で始まる、という所で会場に鳴り響いたのは Dear my dreamers。

Dear my dreamers!??!?!??(点火)

姫川有紀ちゃんは今回出られないけど、球団の本拠地だし粋な演出だなーと思ってたんですが、


"世界のどこよりも 熱くて 眩しい"


ここで高揚感が爆発して、

「俺は世界のどこよりも熱くて眩しい場所にいるんだ!!!!!」

って今日この日をどれだけ楽しみにしてたか、どれだけこの日のために日々の辛さを耐えてきたか、改めて実感できて、終わってしまう不安、これを持つことがえらく勿体無く感じられるようになったんですよね


どんな選択肢を取っても、後悔は憑いてきてしまうもので。それに後悔ってどんどん膨らんでしまうものだと思ってて。

あの時、ああしていれば。これで終われば良いのに、その先の明るい未来ばかり思い描いてしまう。あの時できなかったことなのに、それができた自分を想像してしまう。


でも、それなら、今この瞬間にできないと思ってることをやれば良い。その時はただ、目の前のライブを全力で、ただただ楽しむことが最善だと感じて。

当たり前のことなんだけど、今までそれができなかった自分と、あの瞬間だけはやっと決別できました。


今できる最善を全力でする。僕の担当アイドルの生き方そのもので、だからこそ俺は担当が好きで、デレマスが好きなんだって実感できて、最高のボールを投げてくれてサンキューユッキ。フォーエバーユッキ。


ようやく感想に入ります。 1日目と2日目両方をセトリ順で書いていきます。


1.ガールズインザフロンティア


Fanky Dancingでは開幕ミラーボールラブだったのに対して、初手ガルフロ。幕張のVast worldとも新しい場所って点では似てますね。

まず感じたのは生バンドの圧!!どの音も体に波を持ってきて、特にドラムなんかは直接心臓を叩いてくるみたいにノラせてくれて、これ今日は絶対ブチ上がれるなって確信した、したね。

これめちゃくちゃ嬉しかったのが、ライブ開始直前のDear my Dreamersがこの場に来れなかったアイドルからのメッセージに感じたところで

"世界のどこよりも 熱くて 眩しい"

眩しいって、 Glowing Rockじゃん…

"駆け出してく背中 じっと見送った 思わずんだよ せめて心は共にと"

日々の練習とか舞台裏でそっと背中を押す仲間じゃん…!

"空を裂いて光れ"   "大地蹴って羽ばたけ"

ガールズインザフロンティアじゃん!!!!!!!!!!!!

自分の足で拓くことを歌うアイドル達に色んな想いを託して、ライブに出たアイドル全員がこれを歌ってくれたんですよ

歌詞も、バックパックに積むのは希望で、一歩踏み出せるのは自分の足だけで、夢を追いかけられることは権利だって所がめちゃくちゃ好きで

夢って言葉に対しての権利、これ結構優しい表現だと思うんですよ 

自分の夢を追いかけることは自分にしかできない特別なことだと肯定しつつ、それから目を背けることへ否定のニュアンスが無い。アイドルの歌として多くの人に寄り添えるめちゃめちゃ良い表現じゃないですか!???めちゃくちゃ良い表現です。


ご存知の方も多いかもしれないんですが、シンデレラガールズの名前にも使われてる童話のシンデレラって受身の話じゃないですか

どんなに苦労しても、その場で頑張っていれば、"誰かが救ってくれる"

それをガルフロでは"ガラスの靴はイミテーション"(直訳は模倣 個人的には幻)だって言い切って

希望を抱いて、能動的に新しい場所へ踏み出す。これが私達の"シンデレラ"なんだ!って一発目からド級のロックをブチかましてくれて、マジでブチアガりましたね…!


最後に、黒崎ちとせが

"星明かり 照らす夜に 道なき道探し 旅立とう"

って歌っていたので、彼女はまた一つ、この世にやらないといけないことを残したので、そう簡単にはどこにも行けません。残念だったな!!!!!!!


2.Unlock Starbeat


メタ的な話をさせてもらうとこの曲、シンデレラガールズの持つサービスの続く限り"終われない"ことをアイドルソングとして自然かつ上手く落とし込んだ曲だと思うんですよ

ワンフレーズ目の「Glowing Dream」、アイドル達が持たされる"終われないこと"をアイドル達の持つ夢にリンクさせて、常に進むことに転換してる所とか、

サビの「ここで一つまた叶えた夢の先に 私達は また夢を描いていく」でここからまだ続く未来を連想させて、

「今 脈打つ鼓動 ピュアなグルーヴに身を任せ 刻めUnlock Starbeat 自由なココロで」で、しっかり今この瞬間の高鳴りを実感させてくれて、会場で全身に曲を浴びながらクラップするのマジで楽しすぎてもう2曲目から最高になってたんですよね!!!!!!

輝き散りばめたフレーズとつながるメロディ、光るフレーズの点がメロディっていう線で繋がって、星座になって夜空に輝く情景が浮かんできて、この、、この、、アイドルマスターシンデレラガールズが~~~~!!!!!!(語彙力0)になってなっちゃいましたね……

3公演とも専用の曲を作ってくれたこと、クオリティ、メッセージ性どれを取っても良くて、本当にありがとう…って感じでした…思わず感慨に浸りそうだったんですけど、そんな暇はない。


3.Lunatic Show


俺の中のアスラン「バカ野郎!!!!!!!!!!!!!」

早過ぎませんか????そういう「はい!!!!!じゃあみんなでブチアガりましょう!!!!!!」みたいな強い曲は20曲目とかそこらへんで出すもんじゃないの???

とか思う間も無くブチアがる これはデレマスライブ…何が起きてもおかしくない…

鼓動ごと持っていく激しいドラムに文字通りココロ打たれながら、ただただ全身で生音を浴びてました

輝子がトモダチ オンザステージ!!!!!!って言ってくれたの聞いてなんかもう、思わず目を瞑って下の方向いて、右手で顔を覆ってしまったんですよね…

僕はそんなに輝子ちゃんに詳しい訳じゃないんですけど、自分のことをぼっちって表現してて、なかなか理解されなかった彼女が、思いっきりステージで歌ってるだけでもアツイのに、そこでファンに向けてトモダチ!!って叫んでくれたのがほんとに嬉しいというか喜の感情が胸の奥からボゴッと溢れ出てきてメチャクチャにアツかったですね

こういう全員に愛されたいって訳じゃなく、アイドルの表現したいことを全面に押し出した曲っていうのもデレマスの良いところだと思ってて 

M@ster verじゃない、オリジナルverだからこその暗さにある強さというか、自己の主張を思いっきりやってくれて、それがホントにカッコ良かったり可愛かったりで眩しかったって形容詞は適切じゃないかもだけど、アイドルとして輝いててホントに良かったですね…

敢えてのりなぽよチョイスもめちゃくちゃ面白くて。りなぽよってやっぱり明るくて楽しくて、優しい所が目立つ方だと思うんですけど、そういうダークな魅せ方もできるって見せてくれてあーーやっぱデレマス天才だなってなりましたね… ギラッギラにガン決めてから舌ペロウィンクするりなぽよヤバすぎるでしょ……やっぱりなぽよ可愛いんだよな…すき…


4.美に入り彩を穿つ


俺「バカ野郎!!!!!!!!!!!!!!!!」

美に入り彩を穿つ、圧倒されましたね…特に2日目は美しい着物の万華鏡に吸い込ませるような感覚すらあった…マジで羽衣小町……

正直な所、歌詞に関しては割とちんぷんかんぷんなんですけど、塩見周子と小早川紗枝がマジの全力で踊り歌う、そのステージがめちゃくちゃ好きなんですよ

僕はお二方がどこか俯瞰的で、何かに本気になるって所をあまり見れない方ってイメージを持ってて

その二人が恋に関する歌を、あれだけ情熱的に歌い上げるステージに凄く牽かれるんですよね

それでいてしっかりと彼女達らしい静もあって、曲中に何度も出てくる一瞬の間がまた曲中で堪らないアクセントにもなって。ただその静の中にもふつふつと沸き上がる動が隠されてたりして、一言で京都っぽいと言われる二人でも、これだけ違う表現ができることに毎回すげぇな…って思うんですよね  でもやっぱりその姿は京都っぽいって形容できて。

この京都っぽいってカテゴリーの中でも自分らしさを出せる二人、めちゃくちゃ好きだしそれを全面に押し出せる美に入り彩を穿つ、やっぱり強い



5.Spring Screaming(一日目)


本田未央 + 可惜夜月!???!??

選曲、結構意外なとこ突いたな~って冷静に心で2ミリくらい感じながらウオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!って6542メートルくらいブチアガりました!!!!!!!!!!!


Spring Screaming の等身大の爽やかな叫びと和のイメージが強い可惜夜月の組み合わせ、良いギャップを作ってくれてめちゃくちゃ新鮮だったんですよね

本田未央がそこにいることで彼女達も一学生であるってことを自然とイメージさせてくれて。

桜 × 可惜夜月 だけだとどうしても古風なイメージが強いんだけど、そこに本田未央がいることで、桜が青春の風に舞い踊る夜を連想させてくれて、盛り上がりながらも新鮮な気持ちになれましたね……

ギュインギュイン唸りまくる音色と楽しそうに等身大の姿で歌うアイドル、これと一緒に Screamingして最高にならないわけがないんだよな……めちゃくちゃ楽しかった!!!!!!!!!!!!


5.Virgin Love(二日目)


煌めいて 揺らめいて どこまでも 高鳴る 想いVirgin LOVE!

この歌詞めちゃくちゃ好きなんですよね、まさにライブそのものじゃん…

サイリウムの光はもちろん、ライブを楽しみに今まで頑張ってきたファン、ステージで最高のパフォーマンスをしてくれるアイドルの姿がまさに煌めいて、揺らめいてて、この胸の高鳴りはどこまでもブチ上がっていく!!!!!!!!!って声高々に歌ってくれるのがもう、本当にサイッコーなんだよな!!!!!!!!!!!!!!


この、ノーティギャルズっていう分かりやすい個性もある中で、それを全面に押し出しすぎる訳でもなく、熱くて、爽やかで、めちゃくちゃカッコいいんだけど高過ぎない、近くでブチアガってくれるノーティギャルズがマジで好きなんですよね!!!!!!!!!!!!!かっ飛ばして、突っ走ってくれ……


6.ФωФver!!


生音のギターソロを意味深にかき鳴らしてからのФωΦver、しかもHeart beat バージョン…!みくと李衣菜、一言で現せるモノがありながら、それがネコっていう確固たる物とロックっていう曖昧で形無いものっていう対比がマジでアツい二人だなって思ってて


二人ともそれが本当に好きで、それを表現するためにアイドルって手段を取ってて、これからもきっとそれがブレることはない。そんな二人が、絶対にブレない二人が、同じステージで、鼓動叩きあいながら一つの歌をファンに届ける。それを受け取って、心も体もアツくならない訳がないんだよな……


 この思い 熱いけどクールに燃える って歌ってたけどその心の熱、どこにも隠せてないからな!!!!!!!!! !!!って感じで、やっぱりブチアガってましたね……ブチあがってしかないやん、って自分で書いてても思うんですけど実際ずっとそうだったから仕方ない。そういうものなんですよ、デレマスのライブっていうのは。

サビの"今 走り出す 夢と奇跡が 光って" も、一人でずっと見てた夢、そこと同じ高さに巡り会った奇跡が置かれてて、めちゃくちゃアツい。夢と同じくらいそれが大事なものなんだって。全然違う二人が一つも曲げてないのに同じ場所で、同じ熱量で、同じ歌を歌う。それを可能にできるアイドルって存在そのものが凄いし、俺はそれを見れて嬉しいし、この嬉しさを共有できることも本当に嬉しい。



8. Nocturne


オイオイオイオイオイオイオイオイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 



あれ、レッドベリィズなんですけど!?!!????!!!???!?


え、あれ……



レッドベリィズなんですけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



あれ、レッドベリィズ。。。なんですよね……(腕組みオタク


メンバーが凄い。川島さん、まゆ、亜季さん、しぶりん、村上巴、橘ありす………っっっっっっっっっっっっば。カレーでもない、カツカレーでもない。チーズカツカレーくらいヤバい。

川島さんやっぱめちゃくちゃ歌うめぇと思いながら頭の中は9割くらいレッドベリィズでいっぱいでした。そうなんだよな…レッドベリィズは全力×全力のユニットなのでこういう少しも油断できない、バチバチの雰囲気でパフォーマンスさせてくれたの凄く良かったし、背伸びしきって、それになったらもうカッコいいアイドルなんですよね…オンリーマイフラッグ+橘ありすがいましたね…全力で自分を、カッコいいを表現して、魅せつける… 誰も年齢差で悪目立ちしてなかったし、全員が全員自分を主張してて本当カッコいいステージだった…この曲は特に誰に注目するかで印象がかなり変わると思うので、色んな人の話聞きたいですね……話そうぜ…



とりあえずここまで。ここから先はかなり時間がかかりそうなので、ブロック毎に。絶対最後まで書きます。



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