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田島貴男弾き語りツアー2022 2/23新潟りゅーとぴあ能楽堂

ステージに田島さんが登場すると、椅子に座って両足の間にリゾネーターギターをはさんで琵琶法師の琵琶のように?チェロのように?立てた感じで弾いていた。あまり見たことのない構え。田島さんの既存のルールにとらわれないところ、、自分で創意工夫し、無意識に枠からはみだしても人の目を気にしないところ(?)。。その自由さに惹かれる。右足でキック、左足でタンバリンと両足踏むとか、他の人はやらないけど、田島さんはちゅうちょなくやる、そういうところが、好きだな。

能楽堂でライブやるってすばらしい。もうこれだけで十分な雰囲気がある舞台装置。宮藤官九郎のドラマ「俺の家の話」で少し出てきていたが、ちゃんと生で舞台を見るのは初めて。こんな構造だったのか。松が遠近法的に大中小となってたなんて!この能楽堂は目付柱がない。替えのギターをもってくるローディーさんがしずしずと橋掛りを歩いてくるのがなんか面白かった。老松をバックにした写真を見たいけど、撮った?

以下、ネタばれ注意

今回のライブのテーマは暖炉にあたるように温かなステージにと田島さんは語っていた。ワイゼンボーンの音色が柔らかく暖かかった。
今回の選曲は、なにかテーマに沿ったものというより、シンプルにいい曲をチョイスしたような、裏ベスト的な選曲か。曲の並びや前後のつながりとかも関係無さそう。しいて言うなら、ワイゼンボーンで弾いてみたい曲など、アレンジから考えたのではと想像する。

1.新しいふつう☆
2.春のラブバラッド☆
3.Dreams☆
4.バイク☆
5.死の誘惑のブルース☆
6.神々のチェス*
7.のすたるじあ☆
8.アンブレラズ*
9.明日の神話*
<換気タイム>
1.ホークアイ(新曲) ▶︎
2.ムーンストーン⭐︎
3.接吻▶︎
4.ラバーマン⭐︎
5.大車輪⭐︎
6.月の裏で会いましょう⭐︎
7.青空のむこうから⭐︎
8.bird ⭐︎
(アンコール)
9.好運なツアー*

*…ワイゼンボーン
☆…リゾネーターギター
▶︎…ジャズギター

曲が終わった後、拍手がいつまでもなりやまないことが度々あった。歓声を上げられない分、拍手にお客さんの熱い思いが込められているように感じた。

後半になると、自分が白熱してどのギターを使っていたか覚えることができなかった。間違っているかも。


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