ここで改めてラッキードッグの話をしよう
タイトルそのまんまです。ラッキードッグの話をしようそれだけです。
ラッキードッグ。正しくは『ラッキードッグ1』は、Tennenoujiより2009年6月10日に発売されたボーイズラブ系アダルトゲームです。
R18なので、良い子も悪い子も18歳になってない人はできません。悪しからず。大人になったらやってね。
とまあ、書きましたが、おそらくタイトルに興味持って記事を開いてくださった方は、かつてこのゲームをした、とか、聞いたことある、とか、友人が狂いながら叫んでるのを見たことがある、とかだと思うので、説明についてはこれ以上書きません。
さて、11年です。あれから、11年ですよ。
生まれた子供も小学校にあがり、掛け算割り算が出来るようになり、最近好きな子おんねん…って頬を染めて語ったりするようになりますよ。それだけの時が過ぎたわけです。その11年間、ミニゲームや小説など餌に我々はなんとか生きてきたわけです。
思い出せますか。初めてプレイした時のことを。こんなにもストーリーに没頭してゲームわたしは他にはありませんでした。そして、こんなにも主人公、ジャンカルロ・ブルボン・デル・モンテを好きになるとは。ねえ、嫌いな人いる?ジャンさんのこと嫌いな人っている!?
ジャンさんを1番幸せにしてくれるのは誰か…もう、親戚のおばちゃん目線で攻略キャラクター(当時は4人ですね)を見定める日々。ジャンさんの笑顔で一喜一憂するのがなんと幸福な時間であったか!!
ジャンさんは豪運ではありますが、その他はそこまで飛び抜けた力はありません(いや、顔はしこたまいいですが)。お金もないし、騙されやすいし、人望もないし(部下がいないんですよね)風呂嫌い。
でも度胸がある。愛がある。それを全部いい方に持っていく豪運がある。彼が勝負に出る時、私たちの血はわきあがり、「いけ!ジャンさん!!勝て!勝て!!」って心から応援したくなる。そういう男なんですよジャンカルロってやつは…と、そこまで書いたところでふと気づくわけです。この男、令和向けでは?
昨今のジャンプの主人公を筆頭に、ココ最近の主人公は、裏表のない「ちゃんとした人」が多い気がします。他人に忖度せず、我が道を生き、常識があって、魅力的。炭治郎くんとか虎杖くんとか本当にいい子。ちゃんとしてる。だから推せる。そんな令和の主人公たちに、引けをとらないんじゃないか?ジャンさんは。なんて思うわけです。
だからこそ。今こそ。『ラッキードッグ1』いいんじゃないでしょうか。幽白がNetflixで実写化する時代ですよ。『ラッキードッグ1』はいかがですか、Netflixさん。日本人いっさい絡めなくていいんで、海外勢で上手いことやってくれませんか。
そしてほぼ10年の歳月が流れ、我々はようやく『ラッキードッグ badegg』を手に入れることが出来ました。涙流しながらやりましたね。みんな愛おしくて。ジャンさんは愛の男だった。もし幸せになれないなら、それは隣にジャンさんがいないから。
そういう事なんだよ。なぁ、バクシー。
この度、舞台刀剣乱舞を教えてくれたフォロワーさんに、ラッキードッグをオススメしたのですが、どんなに私が好きでも11年前の作品…少しの不安もありましたが、ルキーノ編をプレイしてくださった時に「絵が綺麗」「ストーリーがおもしろい!」といっていただき、マジで色あせないじゃんラッキードッグと、改めてこの作品の強さを知れました。
ラッキードッグ、今だからこそやりたいゲーム。
記憶の彼方に裸執事とか咎狗の血あたりと一緒に閉まってしまった方、もう1回引っ張り出しましょう。大丈夫。ジャンさんはいつだって、笑顔で待ってくれる。
なぜなら、彼は愛の男だから。
(そんでもって、盛り上がってどうにかNetflixあたりで実写化とまでは言わないけど、アニメ化しないかなぁ)
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