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育休からの復帰 1ヶ月経過

気が付けば育休から職場に復帰して、1ヶ月が経過した。
慣れてきたこと、まだよくわからなくて不安なこと、モヤモヤすることが入り混じって、複雑な気持ちであることは変わらない。
しかしとりあえず、なんとか1ヶ月やり過ごしたことは確かだ。

勘違い

前回の記事でテレワークの勤務時間についてモヤモヤすると書いてしまったが、その後すぐにテレワークはみなし時間での勤務だったことを知る。正確には、育休前からそうだったことを思い出させられた。妊娠期間中、つわりが酷かった私は8時間働くことができない日も多く、上長の配慮で、テレワークでも勤務した時間数で給与計算してもらっていたので、すっかりそのことを忘れてしまっていたのだ。これまた恥ずかしい。そして意味のないことで半月もモヤモヤしていたかと思うとなんて無駄なことを…と思ってしまう。
しかし1点、この場だから正直に書きたいことがある。もちろん自分が就業規則の確認を怠ったことに非はあるのだが、人事担当者の対応は少々根に持っている。復職前に人事担当者と勤務時間の相談をした際、日によっては所定の5時間半(この所定時間は自分で決める)より働けるので、そうしてもいいかと尋ねたところ、人事担当者はもちろん構わない、多く働いた分は、時間計算してちゃんと給与支給する、と言ったのだ。私がテレワークメインなのはすでに決まっていた段階なので、人事担当者もみなしのことを失念していたのだろう。正直、働けるだけ働いて、その分所得になるのと、みなしで給与が頭打ちなのとでは大きな違いだ。まして時短勤務で従来と比べると所得が大幅に減るので、ここに関しては正確に把握しておきたかった。自分の確認が不十分だったことを後悔しつつ、面談の仕組みやノウハウを構築し、これから復帰する同僚には同じミスコミュニケーションは起こさないでほしいと願った出来事だった。

慣れるまで

この短い期間にいくつかの業務を2、3周こなしたので、不慣れながらも要領がつかめてきた部分もある。この調子で慣れていければ、と思いつつ、この1ヶ月最も頭を悩ませていたのは娘がもらってくる風邪について。幸い娘が高熱を出したりはしなかったが、うつされた私がかなり重症化した。このご時世なので病院も発熱外来に通されるだけで、詳しく診療してもらえず、もらった薬で治らないので、翌日仕事を休んで、耳鼻咽喉科を受診し直してようやく今頃完治、という最悪パターンを取ってしまった。
そして、先週またしても娘は保育園で風邪をもらってきて、夜中に起きてしまい、再び寝るまでに1時間以上かかるような日が何日か続いた。今週になってようやく風邪の完治が見えてきたところだ。入園1年目は風邪をたくさん引いて免疫をつけるのが彼女の仕事なので、それについては覚悟できていたが、自分がこれほど重症化することは頭に無かった。少なくとも、もう少し仕事に慣れるまでは、風邪をうつされないよう自分の体も大事にしなければと思う。

割り切る力

みなし勤務ということがわかったので、時間外は一切仕事をしないことにした。その分、勤務時間中は無駄なく、効率を上げるために出来うることを常に考え続ける。初めからそのつもりではあったはずだが、部内の他のメンバーが時間外にも業務をフレキシブルにこなしているのを見て、方向性を見失っていた。
私は独身時代は毎日HPが0になるまで働いていたし、それが普通だと思っていた。(恥ずかしい話だが、お風呂に入る体力も残っておらず、帰宅して食後に寝落ち→朝シャワーして出社、がほぼ毎日のパターン、そして最終的には鬱になった。この話もまたいつか…)
そんな時代があったから、今はそれではダメだとはっきりわかる。仕事と自分のことだけをしていればいいライフスタイルではなくなった今、仕事が終わってからも家事育児(=労働)をこなせるだけの体力は残しておかなければならないし、仕事でHPを使い果たしてしまえば、笑顔で娘に接することもままらなくなるかもしれない。だから、勤務時間外は絶対に働かない。

家族との時間が大切であるのと等しく、自分と家族の健康に変えられるものはない。無理はしない、けど成果は出せるはずだ。いい意味で、仕事の出来高・自分のテリトリーを割り切って成果を出す方法を考え続けることを大切にしたい。復帰後1ヶ月が経過した私の今の気持ちは、こんな感じ。
少しずつ、こうありたいという理想が見えてきた気がする。まだまだ躓くこともあるだろうが、できる限り朗らかに、優しい気持ちを忘れないように働きたい。


最後までまでお読みいただき、ありがとうございました。


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