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小さいおじさん!?


「小さいおじさんを見た」というお話しをよく聞きますよね。私は身近な人間からもそんな話しを聞いたんですけど、ね。

自転車のカゴに小さいおじさんが
バンザイして乗っていたとか(-_-;)

そんなことあるのか?
私も何の事やらとずっと思ってきたんですよ。

まさかの妖精?
おじさんの?

私のイメージでは妖精というのはティンカーベルみたいな感じ。私は見たことはないけど、友達が見たといっていたし。

その友人、活けたお花から声がして、
覗いてみたら妖精がいたと言っていた。

うん、それは考えられるんですよ。
妖精は精霊界というところにいるらしいですからね。
現代ではその精霊界も変化をしてしまい、妖精はあまり姿を見せなくなったようですが、この精霊界、一部の自然の中にまだあるようですよ。

このセオリーはまた別の機会にね。


ちなみに
今回のブログはセオリーというより私の実体験です。

まあ、私も日頃からそんなことを考えて生きている訳ではないんですけど、唐突にそういう瞬間というのは訪れるんですね。

これは去年のお話しです。
母が他界したのもあって、我が家にあるお位牌にご挨拶をして回ったんですよ。

実を言うと我が家には複数の仏壇があり
国籍の違うお位牌があります。
ある王朝のお位牌なんですが、事情を説明すると膨大になるので、ここは割愛させて頂きます。

ちなみにその国にはお位牌という文化はあまりないようですが、私が代わりにお祀りしているとだけ申し上げておきます。

でも、放置気味だったかも知れません。

その日、母が他界した旨を知らせようと、私は国籍の違う仏壇にお水とご飯をお上げして、ご挨拶をさせて頂きました。
私が礼をし頭を上げると、お位牌の横に小さいおじさんが深々と頭を下げ立っていたんですよ。

初めて見ましたよ。
小さいおじさん。

そのおじさん、
その国の民族衣装を着ておられ、こちらが恐縮するほど深々とお辞儀をされていらっしゃったんです。

母の死を悼んでくれたと感じました。

その時、私は気づいたんです。
なんて申し訳ないことをしてきたのか、と。
時々清掃して、お水をお上げするくらいのことしかして来なかったし。。。

事情とはいえ、民族の違う私のところで祀られて、
肩身の狭い想いをされてこられたのでは?と。

生きている人間がちゃんとやらないと
霊の方々は辛い想いをされるんですよね。

それでも礼を尽くしてくださった。

「小さいおじさん」と表現させて頂きましたが
とっさにそう見えたし、ましてや妖精でもなかった。
実際は霊だったんですよね。
私がもう一度礼をすると、その「小さいおじさん」の姿は消えてしまいましたが。。。

こちらは巷で聞く
「小さいおじさん」とは違うのかも知れないですね。

こういう形で霊を見たのは初めてだったので
私はかなり驚きましたけど。

この霊の方には「小さいおじさん」と言う表現は御無礼かなとも思えます。

高貴な方は例え霊だとしても、ちゃんと礼節を持っていらっしゃると感じる出来事でした。



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