「おうちジャングル」ができるまで
おうちジャングル無事に出版されました!反応ありがとうございます!!息子も楽しく読んでくれていてとても嬉しいです。最近好きな絵本は覚える!ブームっぽくて、何度も「おうちジャングルよむ!」と持ってきては真剣に暗記している模様です。寝るときにも朝起きた時も持ってお布団、リビングに移動してきて、仲間に入れてもらえた嬉しさでいっぱいです。
あげてから、背表紙棚差しにも関わらず、見つけてはジャングル読む!ジャングル読むと持ってきてくれるので疲れててもいつもの倍頑張って読んじゃう、。普段仕事の見本は、そんなにそのあと1日に何度も何度も隅から隅まで見返すことはない。。ので、こうやって絵本の仕事すると隅々まで反応見ながらもっとこうしたかったとかここは良かったとか、読み聞かせながらどんどん自分にフィードバックされてく感じが新鮮です。
今回の絵本は
結構時間がかかっていて、案自体は6年前のもの。その後何回か絵本作りましょうって声かけていただいた他の会社に見せたこともあったけど、出版には繋がらずでお蔵入りしてました。そして今回、いろいろな案を考えていた流れでお見せしたら編集さんが気に入ってくださって出版への流れになりました。6年前の最初の原案はこんな感じ。同じような部分もありますが打ち合わせの過程でどんどん変わっていきました。よくぞこんな妄想メモの段階から拾い上げてくださったなと感謝でいっぱいです😂
⬆️このシーンはジャングルに白熊は違和感かも・・・と無くなりました。
キャラクター設定はこんな感じ。自分がスカートよりズボンを履いて走り回ってる子だったので、その時の気持ちを思い出しながら。
カーテンを開いたらジャングル!っていう当初持っていたイメージ、熱量はそのままに、どうしたらもっと絵本に入っていきやすくなるかななどああでもないこうでもないと案を話し合ってブラッシュアップされていきました。
最終的にこんな感じに仕上がっていきました。
それから今回の絵本では前から見ていてくださった方は気づいたかもしれませんが、線のタッチが変わっています。
ある時期から練習を重ねていたのでおやと思った方もいたかも・・・?
今まで
↓今回のタッチ。
それまでも趣味で集めてはいた絵本ですが、息子が生まれてからより沢山、じっくり、反応を見ながら読むようになり、いつもの絵柄よりは線がふとい絵柄の方が息子がしっかり見てくれるのではないかな、と今回思い切って年齢に合わせたタッチに変えました。それも相談したら、良いね!と言ってくださった編集さんには感謝です。
あとは子供が好きそうな言い回しに変えて行ったり、とリアルタイムで読み聞かせしながら作った絵本なので、今までとまた違う部分が刺激されながら作ることができました。絵を書いているときに息子が後ろからのぞいてライオンどこ?ライオンかわいい!というからライオンを目立つようにしたりとか・・・笑
とにかく葉っぱや動物が好きなので、その思いを沢山詰め込んだ絵本を完成させられたことがとても嬉しいです。
自分の忘備録のためと、絵本作りの過程が誰かの参考になれば良いなと思って書きました。
これからもまだ絵本いろいろ作る予定なので、どうぞよろしくお願いします☺️
前作も制作秘話のnote書いてます^^
サポートいただけたら嬉しいです。楽しい良い絵をかく糧にさせていただきます!