私の仕事

私が現在働いている職場のことを書きます。
部屋を借りるときに連帯保証人が必要なのは今は昔。
現代では連帯保証人の代わりに保証会社に加入しないとお部屋を借りられません。
この保証会社は何をするかと言うと、物件の借主が家賃引き落としまでに口座に家賃分お金が入っていなかったりすると大家さんは家賃が入ってきません。
そこで大家さんにとりあえず立替して支払うのが保証会社です。
もちろん立替であって借主には請求しますよ。
その請求をするのが私のいる部署です。
そこで私は何をしているかと言うと、家賃が払えなくて溜まってしまった人に、今どういう状況になっているかお聞きします。
収入に見合った家賃の物件なのか、ここに住みたいのならどういう返済計画をするのか、収入より支出が多いときはどこを抑えたらいいのか、また公的援助はもらえるのか等を一緒に考えて、支払いが通常通りに戻るよう支援する仕事です。

コロナがあって打撃を最も受けたのは主に自営業、業務委託、飲食店でしょうか。
今は景気が回復してますが、未だに戻らない状況の方もおります。
若い頃不安定な仕事に就いていた独居のお年寄りも多いですね。
あとは地方から出てきて派遣等の非正規で生活している若い人。
とくにコミュニティがある訳でなく友達もいない為、精神的に辛くなり疾患を抱える人もいます。

家賃が払えないだけでなく、光熱費や通信費も払えなかったりするので電話が繋がりません。
電話があっても出てくれません。
借金の督促ではなく、実際に部屋に住んでいるのだから家賃を払うのは当然だし、家が失くなるのは一番困ると思うのですが。
電話に出てくれないと訪問も致します。
何かできることはないか模索します。
家賃を払うのは当たり前だよ。とは言いません。だってそんなことはわかってるから。

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